↑前回の記事「日本に居てもできる英語勉強法」に引き続き、今回の記事では「英語学習において最も大事なポイント」について語っていきます。
とても個人的なセオリーになりますが、理にはかなっていますし、僕自身もこのセオリーを持って英語を熟達しました。
このような記事の内容は、今の日本のネット上ではあまり見かけることがないと思うので、ぜひこの記事に辿り着いた方には、この記事がこれからの英語学習において少しでも役に立つものになってもらえれば幸いです。
【前置き:言語の習得は何年もかかるもの】
さて、まずは前置きになってしまうのですが、今回の記事のメイントピックに移る前に1つ知って置いて欲しい「前提」があります。
この「前提」を知っておいてもらえると、きっとこの後の英語学習に役に立つと思いますのでぜひ読み進めていってもらえればと思います。
言語の習得とは、学校のテストみたいに徹夜して成し遂げられるような短期的なものではありません。
考えてみてください。
私達日本人は、日本語を最低でも義務教育が終わる15歳までの15年間国語の授業で学びますよね?
それでも、日経新聞を一語も詰まること無く全ページ読める15歳はとても少ないでしょう。
義務教育が終わり、さらなる教育を求めて多くの人は高校に進学し、更に3年間、日本語を勉強します。
これは英語を話すネイティブも同じです。
ネイティブスピーカーも皆、最低でも15年、多くの人は高校までの18年間、私達が日本語を学ぶ代わりに彼らは母国語の英語を勉強してきているのです。
数ヶ月や一日徹夜して英語のペーパーテストでいい点数を取れたとしても、それはあくまでも紙の上のテストであって、本当に使える英語の習得をしたわけではありません。
昔から英語は大事だと言われてきた日本では、多くの日本人が英語勉強に励んでいますが、それでも実際に英語を話せる人は非常に少ないのが現状です。
それは「英語が難しい」というのが理由ではありません。
実際に英語よりも日本語の方が圧倒的に難しいです。
日本人が英語ができない本当の理由は、15年に値するような英語の学習を継続できていないだけです。
実際の英会話で本当に英語を使いこなせるようになるには、何年も根気強く継続した学習が必須なのです。
ここまでの話を聞いて「何年も継続した英語学習」と聞くととても気が遠くなってきませんか?
日本は未だに学歴社会なので、
良い仕事に就く←良い大学に入る←真面目に勉強
というシステムがあり、日本人は真面目に机に勉強することが大事だと教わってきました。
もちろん勉強が嫌になって大学入試を諦めた僕みたいに、皆が皆机にすがって勉強が好きなわけではありません。
そもそも社会人になっても毎日机にすがって勉強できる人はいったい何人いるでしょうか?
「英語学習」と聞くと、「勉強しなきゃ」と固く意気込んでしまいます。
なぜなら日本人にとって「学習・勉強」=「机に座ってすること」だからです。
それが好きな人はいいですが、僕みたいに机に毎日何時間も座っていられないような人は、何年も継続した英語学習なんて到底できるわけがありません。
では、英語を習得するにはどうしたら良いのでしょうか?
ここで今回の記事のテーマです。
継続した言語の学習において一番大事なことは「楽しむ」ことです。
【英語学習において最も大事なことは「楽しむ」こと】
僕はこのブログを通して、僕の今までの経験を通して培ってきた英語の学習法を紹介していますが、僕は、言語の習得というのを「勉強」として捉えるよりも、「楽しく習慣づけられるもの」として考えたほうが絶対に効率が良いと考えています。
机の上で参考書に向き合って英語の勉強をするのはどうしても楽しさに欠けます。
僕は、学生時代の頃から机に向かって勉強することが嫌いだったのに、大人になってからそれを毎日することは到底できません。
それに「楽しい」という要素がないと、どうしても長期間というスパンで継続することはとても難しいです。
しかし、言語の習得とは、理科や数学のテスト勉強みたいに、机に向かって勉強しなくてもできます!
【英語を楽しんで学べる方法】
本当に使える英語とは、日常の場面で言えば、実際の英語を話す人との英会話でどれだけ英語スムーズに使い会話を運んでいけるか。
そして仕事面で言えば、英語でビジネスメールのやり取りをすることもあるでしょうし、英語でクライアントとやり取りをしたり、英語でミーティングをこなさなければいけない場面もあるでしょう。
もちろん「リーディング」「ライティング」は大事ですが、参考書、紙のテストの中から一歩外に踏み出すと、「リスニング」「スピーキング」ができなければ何もできません。
そして僕が伝えたいことは、「リスニング」と「スピーキング」の上達は楽しみながらできます。
もう少し言うと、楽しみながら行った方が絶対に良いです!
その方が継続ができ、毎日楽しみながら学ぶのでレベルアップも早く絶対に効率が良いです!
楽しみながらできる英語学習法とは、例えば、
洋画、海外ドラマを英語で観る、
海外のYouTubeを観る、
洋書を読む、
洋楽を聞く、
英語でニュースを読む、
英会話クラスに通う、
外人の友達を作って英語で会話をする、
英日記を付ける、
などなど色々あり、上記で紹介した映画鑑賞や読書などはソファやベッドの上でくつろぎながらできますし、実際に外に出て外人の友達を作って会話をするのは、机に座って勉強しているよりも圧倒的に楽しいです!
上記は一例であり、楽しく続けられる英語学習法については、下記の記事で全て紹介していますのでぜひそちらをチェックしてみてください!
スピーキング練習のために、日本で外人の友達を作る方法も紹介してます。
【まとめ】
例えば、「3ヶ月後に簿記のテストがあって、それは就職の際に必要なだけで、テストを受けた後は二度と勉強しなくて良い」と言うのであれば、3ヶ月勉強するだけで良いと思います。
しかし、言語の習得というのは3ヶ月や1年で終わるものではありません。
言語の習得とは、何年も何十年も勉強を重ねっていってマスターしていくものです。
それに加え、言語が実際に必要とされるのはペーパーテストの上だけではありません。
実際に話して、聞いて、読んで、書いて、日常生活や仕事で必要とされる当たり前の事なんです。
「何年も何十年も毎日勉強しなければいけない」と聞くとどうでしょうか?
これから10年間毎日机に向かって英語を勉強する気になるでしょうか?
僕は昔から勉強というものが嫌いで、勉強のためだけに机に何時間も座ってられないので、きっとこれから10年間毎日机に向かって英語を勉強することは無理でしょう。
しかし、そんな僕でも英語をネイティブと同等のレベルまでに習得できました。
それは言語を楽しく学んできたからです。
これまでの8年間、ほぼ毎日、字幕なしの英語のみで映画は必ず1本は観ましたし、洋書はこれまで120冊ほど読み、BBCのニュースは毎日チェック、音楽は洋楽しか聞きません。
日常の9割を英語漬けで生活してきたからこそ辿り着いた結果です。
ですが、それらは全て英語の勉強の為にやらされてきたことではなくて、それが僕の普段の日常なのです。
僕はそれらを全て楽しみながら毎日を過ごしています。
ぜひ本当に使える英語の習得を目指している人は、毎日楽しみながら、最低でも1年は続けられる、自分に合った学習法を見つけてみてください。
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KAI(World Map Japan 代表、マーケティング担当、ライター)
在住国:現在エストニア在住、過去カナダに5年間在住
海外歴:7年
今までに訪れた国:32カ国
話す言語:英語、スペイン語、エストニア語(勉強中)
資格:英検1級、TOEIC940
ひとこと:世界各国の全ての情報がこのサイトで閲覧できるよう日々活動していますので、どうぞ宜しくお願いします!