World Map Japan 代表の KJ です!
僕は高校を卒業してから日本を飛び出し、今ではヨーロッパとカナダを拠点にかれこれ8年ほど海外で暮らしています。
たまに日本の家族、友達と連絡を取る以外、日常のほとんどを英語のみの環境で暮らしています。
ヨーロッパにいると英語以外の言語を使う機会もありますが、海外にあまり日本人の友達はいないので基本は英語のみで毎日生きています。
この記事では、僕も日頃から実践している勉強法を全て紹介します!
この記事に詰まっているアイディアは僕だけが実践しているものではなく、僕の出会ってきた海外で生活する多くの日本人も同じく実践していることです。
もっと正確に言うと、これから紹介する方法の多くは海外で生活していくのに必要なことなので、「実践している」というよりも、「日常とかした」という方が正しいかと思います。
ですが、これから紹介する英語の上達方法、決して海外にいないとできないことではなくて、日本に居てもできる事なんです!
どれも難しいことでは無く、普段の日本での生活で楽しみながら習慣付けられるものなので、自分に合った方法から始めてみましょう!
Contents
【リスニング編】
洋画鑑賞
英語で洋画、海外ドラマを見るというのは素晴らしいアイディアです。
僕は自分の英語を海外映画から7割学んだと言っても過言ではないと思っています。
僕が昔から大の洋画好きと言うのもありますが、自分が昔、フィリピン留学で英語を本格的に学び始めた時に、当初のフィリピン人の英語の先生から「映画を見ることは最大の英語学習法」だと聞いて、それから8年間必ず毎日1本は洋画か海外ドラマを観ています。
英語を勉強し始めた初心者の頃は、英語だけで映画を観ても3割ぐらいしか何を言っているか理解できませんでしたが、今ではどの映画を観てもほぼ完璧に理解できます。
英語は慣れが大事です。
最初は2,3割ぐらいしか理解できなくても、継続すれば必ず耳が慣れてきます。
僕も何年もかかって100%理解できるレベルまで到達しました。
日頃からよく映画、ドラマを見るのであれば、その時間を英語で見る時間に変えるだけで、効率的に、楽しみながら英語のリスニング向上に繋げられます!
英語での洋画鑑賞法については下記の記事で詳しく解説しているので、そちらもチェックしてみてください。
海外のYouTube を見る
最近では誰もが見るユーチューブ。
勉強のレクチャーだったり、料理の作り方だったり、音楽だったり、パソコンの使い方だったり、ありとあらゆるジャンルと情報が詰まったユーチューブは、現代人の生活に欠かせないものになってきています。
それは日本だけではなく海外でも同じです。
面白い外国人のユーチューブを見つけて英語で見たり、または自分の知りたい事を英語で検索して英語のユーチューブを見るというのはリスニングの向上に繋がります。
現在、英語を話す人口は世界で15億人ほどに及ぶと言われていて、日本語では探せないユーチューブの動画も英語では見つけられる可能性はとても多いです。
英語でユーチューブを使い始めると世界が広がります。
おすすめの海外ユーチューバーについては下記の記事で紹介しています。
オーディオブックを聞く
最近流行りのオーディオブックはリスニングの練習にもってこいです。
特に働いていて忙しい社会人の人は、なかなか座ってゆっくり本を読む時間は取れないと思うので、オーディオブックは時間を効率的に使えておすすめです。
自分の好きな洋書があれば、それを通勤、通学などの時間に毎日少しづつ聞くと良いですね。
「どんな洋書を読んだら良いかわからない」、「英語初心者におすすめの洋書が知りたい」という方は近日別の記事で英語初心者におすすめのオーディオブック一覧をアップしますのでそちらをチェックしてみてください。
Audible (オーディブル) - 本を聴くAmazonのサービス
オーディオブックならアマゾンのオーディブルがおすすめです!
自分の気に入った本をアプリに入れておくだけで、忙しい日常の中でも、通勤、通学時間やランニングの時など、本を読むのではなく、本を聴く事ができ、非常に効率良く英語のリスニングアップに繋がります。
今なら30日間無料実施中!
無料体験後は月額料金が1,500円となりますが、無料体験中にいつでも退会ができるので、1ヶ月だけ自分に合った勉強法になるのか試してみる価値はあります!
1ヶ月だけ無料で楽しみたい人は、必ず無料体験中に退会手続きを済ませることを忘れずに!
ポッドキャストを聞く
ポッドキャストは海外でも大人気で、今ではありとあらゆるジャンルのコンテンツを見つけることができ、無料です。
ポッドキャストには英会話勉強のコンテンツもあるので、それらを通勤時間などに聞くのもおすすめですし、ラジオ番組などもあるので自分の気に入った番組を毎日聞いて楽しむものも勿論ありです。
英語学習におすすめのポッドキャストについては下の記事で紹介しています。
【リーディング編】
洋書を読む
もしも、楽しく、長時間できるリーディングの学習方法を探している方には、洋書を読むことがベストな選択と言えるでしょう。
TOEICや英検対策のための参考書などを読むことも、英語のテストで高得点を狙うためには大事ですが、勉強のためだけのリーディングというのは中々長時間できないものです。
その理由の1つは、読んでいるコンテンツが勉強のためだけのものが多く、シンプルに面白くないからです。
英検のリーディングだと時々為になるコンテンツもあるので、そういった時は読んでいても面白いですが、僕はTOEICのリーディングを一切面白いと思ったことがありません。
全てビジネス向けの単語とリーディングで、点数を競うためだけに特化されたテストなのでとにかく退屈です。
(これは僕の個人的な感想なので、もしTOEICのリーディングが好きだと言う方は悪く思わないでください。自分が楽しめる勉強法を探せることが継続の為に最も重要だと思うので。)
それに加え、「机に向かって勉強!」と自分に活をいれるのは、どうしても抵抗感を感じる人が多いです。
洋書は一見敷居の高いように思えますが、自分の興味のある本や、英語初心者でも読みやすい本を選ぶことができれば、ソファや寝る前のベッドの上、また通勤の電車の中などで楽しみながら読むことができ、リーディング力が勝手に鍛えられるので素晴らしい勉強法となります。
今までに洋書を完読したことがない方にとって、最初の一冊目はタフな道のりになるかもしれませんが、一冊読み終えたときの達成感は格別です!
絶対に読んで良かったと思いますし、200ページ以上の洋書を読み終えた後は、英検やTOEICのリーディングの量なんて余裕なほど短く感じますよ。
ぜひ英語の参考書の代わりに、自分の好きな洋書を一冊手にしてみるのはどうでしょうか?
おすすめの洋書については以下の記事で紹介していますのでぜひチェックしてみてください。
海外ニュースを読む
海外のニュースを日本語ではなく英語でチェックするというのは、海外の情報が英語のまま入ってくるのでいちいち日本語を英訳に訳す必要がなく、とても効率が良いです。
また、英検1級やIELTS、TOEFLの勉強には欠かせません。
偏見の少なく、無料で見れる英語のニュースサイトをいくつか紹介します。
・BBC News
僕も毎日チェックしている、個人的に1番おすすめのニュースサイトです。
理由は、サイトがとても見やすく、アプリもあるので携帯にダウンロードしておけばいつでもサッと開けて最新のニュースがチェックできます。
動画バージョンよりも読む方の記事が多く、また今世界で起きているニュースの速報に加え、ジャーナリストが書いたロングストーリーなども上がっているので、リーディングの練習にはパーフェクトです。
・Associated Press
こちらはニュース記事も豊富でありながら、ユーチューブで動画のニュースもアップしています。
サイト内には広告が少なく、自分のチェックしたいニュースが探しやすくなっています。
・CBS News
CBSは動画バージョンのニュースが多いので、ニュースを読むよりも見たい方におすすめです。
・PBS News
こちらも半分ぐらいのコンテンツが動画バージョンとなっており、長いものだと10分以上のニュースもあるのでリスニングの練習におすすめです。
・NPR News
こちらのニュースサイトはエンターテイメント、音楽情報も豊富に取り揃えていて、ポッドキャストも出しています。
動画バージョンではなく、ポッドキャストなので聞きたいニュースをプレイリストに保存しておいて通勤やランニングの時に聞くこともできますし、24時間ライブストリーミングも行っていますのでそちらもおすすめです。
https://www.npr.org/sections/news/
英語でググる
今はスマホでいつでも知りたいことが検索できる時代ですね。
そこで、毎日のグーグル検索を日本語ではなく、英語でしてみるのはリーディングの向上への近道となります。
英語での検索にはリーディングの向上以外にもメリットがあります。
世界の英語人口は約15億人ほどいるので、英語で検索したほうが日本語よりも遥かに多くの情報がインターネットにはあります。
日本語では載っていない情報なども英語で検索してみるときっと見つかります。
特に海外の情報なんかについては、日本語で探せる情報は本当に限られていて英語で検索するしかありません。
昔では聞いたこともなかった「ググる」なんて単語も使われているように、インターネットでの検索は私達が毎日当然のようにすることなので、それを英語で検索するように少しづつ変えてみると、机に向かって勉強していなくても自然とリーディングのスキルアップに繋がります。
スマホの言語設定を英語に切り替える
現代においてスマホとは無くてはならないものですね。
Vivo CMR Studyよると、84%のスマートフォンユーザーの人が、毎朝起床してから15分以内にスマホをチェックするそうです。
今では、就活も買い物も勉強も、多くのことがスマホで完結してしまいます。
歯を磨くよりもスマホを使っている時間の方が長い日常だからこそ、スマホの言語設定を英語に変えるといのは、私達が日常でできる身近な英語上達法の中で最も効率が良い方法と言えます。
日常のちょっとした単語、例えば「言語設定」は「Language Setting」、「通知」は「Notification」「画面」は「Display」など日常の些細な単語から自然と身についていきます。
【スピーキング編】
Language Exchange のイベントに参加する
この情報は関東在住の人のみ対象なってしまいますが、神田にEnglish Only Café と言うランゲージ・イクスチェンジができるイベントを毎日開催しているところがあります。
ランゲージ・イクスチェンジとはお互いの言語を教え合うというもので、例えば日本語と英語のランゲージ・イクスチェンジであれば、こちらが日本語を教える代わりに相手側が英語を教えてくれます。
ここのイベントは基本的に毎日開催していて、参加費用はドリンク代のみということなので、ほぼフリーで英語会話の練習ができる絶好のチャンスです!
参加には事前申し込みが必要ということで、下記のミートアップというサイトから日時を予約できます。
https://www.meetup.com/englishonlycafe/events/calendar/
そしてこちらが主催者のEnglish Only Caféのサイトでもっと詳しい情報が載っていますので参加する前にチェックしてみてください。
https://englishonlycafe.com/language-exchange/
Tandemを活用
イベントに参加する以外でランゲージ・イクスチェンジをできる方法として、タンデム(Tandem)というアプリがあります。
タンデムはランゲージ・イクスチェンジの為アプリで、世界中の人と言語交換をすることができます。
学べる言語は英語だけに限らず、160カ国語以上に対応しているので、英語以外の言語も学びたいという方にももってこいです!
タンデムのメリットはたくさんあります。
まず1つ目は、会費がかからず無料で使用できる点です。
そして次に、このコロナの状況下で言えば、人と直接合わなくてもテレビ電話かメッセージを通して言語交換ができるので安全です。
それに加え、上記で紹介したランゲージ・イクスチェンジのイベント参加と異なるメリットを挙げれば、言語交換のパートナーとマンツーマンで話すことができるため、自分の英語を話す時間をフルに取ることができます。
ランゲージ・イクスチェンジのイベントのデメリットは、どうしても1つのテーブルを複数人の人が囲って会話をするので、実際に自分が話せる時間というのは限られてきます。
しかし、タンデムを使えば相手とマンツーで会話をすることができるので効率的にスピーキングの練習ができます。
「複数人のグループ内での会話が苦手」、「知らない人と直接会うのに抵抗感がある」、「自分の住んでいるエリアにランゲージ・イクスチェンジできるイベントが開催されていない」といった方はぜひタンデムを活用してみましょう!
下記のリンクからタンデムにサインアップできます。
英語の音読
英語の単語勉強でも、英語のリーディングの練習の際にも、実際に自分の書いている、読んでいる英文を声に出して発音していくことで同時にスピーキングの練習にもなり、更に記憶にも定着しやすくなります。
周りに人がいる環境ではし難いですが、家で自分1人の時などに試しみるといいでしょう。
【ライティング編】
日記を英語で書く
新しい英単語、英文法を勉強した後には、その覚えた単語をアウトプットすることが重要です。
毎日できるアウトプットの方法として、「英語で日記を書く」のがおすすめです!
もしも日記を日頃から書いている方、最初から書きたい全ての事を英語だけで表現するのは大変だと思うので、まずは日記の初めの数行だけでも英語で書き始めてみると良いと思います。
英語で自分の思っている事を日記にするのに最初は違和感があるかもしれませんが、それは今まで英語でそういった日常の自分の事を表現したことがないからなので、続けていけば必ず徐々に慣れていきます。
英語で日記を書くことに慣れてくると、実際の英会話でも役に立ってきます。
なぜかと言うと、TOEICや英検といった英語のテスト勉強はインプットのプロセスが多く、自分の思っている事や、自分の感情、日常で起きた些細な事などをアウトプットする機会というのは設けられていません。
なので、英語のテスト勉強だけをしていても、実際のカジュアルな英会話という場面では自分の思っている事がすぐに出てこなかったりします。
英語で日記を書く習慣を付けられると、日常レベルのスピーキングの向上と、ライティングの向上、一石二鳥で英語のレベルアップに繋がります!
外国人の友達とチャット
スピーキング編で紹介した「タンデム」や「ランゲージ・イクスチェンジのイベント」で知り合った友達とメッセージでチャットするのもライティングの勉強に繋がります。
特に友達同士のチャットの場合、文字を省略したり、スラングを使うことも多いので、学校では学ばないカジュアルな英語表現を習得できます。
書いた英語は添削してもらう
外国人友達とのチャットや個人的な英日記を添削してもらう必要はありませんが、もしも英語のテストの為に英作文を書いた場合、プロフェッショナルの人に添削してもらうのがライティング上達の1番の近道です。
自分で書いた英作文を自分1人で見直しただけでは、今の自分の英語レベル以上に英作文を直すことはできません。
正しい英文を学びたいのであれば、プロフェッショナルに添削しもらうのが確実です。
アイディーという英語添削サービスを使えば、最短3時間で166円から英作文を添削してもらえます。
仕事での大事なビジネスメールや、TOEICや英検などのライティング練習のために英作文を書いた際は、英語添削アイディーで添削してもらいましょう!
【まとめ】
僕は、言語の習得というのは「勉強!」として硬く捉えるよりも、「楽しく習慣づけられるもの」として取り組んでいった方が絶対に効率が良いと考えています。
私たち日本人が0歳から義務教育が終わるまでの15年間、国語を学んできたように、英語のネイティブスピーカーも同じぐらいの年月をかけて英語という言語を学びます。
それを私達日本人が、学校のテスト勉強みたいに短期間で詰め込めんでマスターできるように簡単な道のりとは残念ながらいきません。
「継続は力なり」ということわざがあるように、英語を流暢に話せるようにマスターするためには、継続して英語を学んでいくことが不可欠です。
もしも、
「毎日机に向かってしがみついて勉強する英語学習法か」、
それとも、
「例えばソファの上やベッドの上、通勤、通学途中に楽しみながら効率よくできる英語学習」
があったとしたら、僕は絶対に後者を取ります。
なぜなら、僕は15年間毎日机にしがみつくことはできないからです。
今回の記事では、僕を含め、他多くの海外で英語を使って生活している人たちが、普段から日常で行っている英語学習法を思いつく限りまとめました。
この記事では何度も「英語学習法」と言っていますが、実際には海外で生活する上で「日常の習慣」となってしまっているので、それらを勉強のためにやっているとは思っていません。
ここで紹介した方法はどれも、海外に住んでいなくても、日本でもやろうと思えば習慣化できる方法なので、まずはどれか1つ、今の自分にできそうなものから日常に取り入れていってはどうでしょうか?
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トライアル後会員を続けると、月額料金は1,990円(税込2,189円)と少し高めですが、トライアル期間の1ヶ月以内にキャンセル手続きをすれば料金は発生しません。
1ヶ月のトライアル中に見れるだけ好きな映画、ドラマを見て解約するのもありです!

KAI(World Map Japan 代表、マーケティング担当、ライター)
在住国:現在エストニア在住、過去カナダに5年間在住
海外歴:7年
今までに訪れた国:32カ国
話す言語:英語、スペイン語、エストニア語(勉強中)
資格:英検1級、TOEIC940
ひとこと:世界各国の全ての情報がこのサイトで閲覧できるよう日々活動していますので、どうぞ宜しくお願いします!