英語学習

【英語初心者向け】リーディングの勉強におすすめの洋書

World Map Japan 代表の KJ です!

僕は昔から日本の文学には全く興味がなかったに、(文系だったのに1番嫌いな古典で1番赤点を取りました。)なぜか英文学には取り憑かれるような好奇心と興味があり、週末は洋画鑑賞か洋書を読んで過ごすことが何よりの幸せなひとときと感じ、毎月最低2冊は洋書を読みます。

好きな洋書は2度、3度読み直してきているのですが、かれこれ今までに120冊以上の洋書を読んできました。

そんな Book Worm (本の虫) と呼ばれてもおかしくない僕から今回は、英語初心者におすすめの洋書を7つ紹介します!

タイトルの通り、今回紹介する本は「英語のレベルがビギナーの方でも読みやすい」という基準でピックしています。

読みやすさ」の基準とは大体、

使われている英単語のレベルがアカデミック過ぎないこと

英文が長すぎないこと

そして英語の表現が難しすぎないこと

の3点です。

なので、これから初めて洋書を読むことに挑戦しようと思っている方は、この記事で紹介する洋書から1冊興味のありそうな本を選べば、まず間違いないです!

 

【The Little Prince - Antoine de Saint-Exupéry】

日本語のタイトル:

「星の王子さま」

 

ジャンル:

ショートストーリー

 

超簡単あらすじ:

別の星から地球にやってきた星の王子と、不運にも操縦してた飛行機が墜落して生き延びた飛行士がサハラ砂漠で出会い、色々な話をするうちに友だちになっていきます。

 

おすすめポイント:

僕は個人的に、この本が英語初心者には最も簡単で読みやすい洋書だと思っています。

星の王子さまは世界的にも有名で2015年にはアニメーション映画も公開され、いくつか本の種類があります。

子供向けに絵本バージョンなどもありますが、ここで僕が紹介しているのは絵本ではなく、ちゃんとした洋書です。

ページ数は85とかなり薄く、ところどころで色付きのイラストも入っているので内容も理解しやすいです。

この作家の方は、短く、できるだけシンプルな文章で書いているので読みやすいです。

 

 

【The Diary of a Young Girl - Anne Frank】

日本語タイトル:

「アンネの日記」

 

ジャンル:

自伝

 

超簡単あらすじ:

第二次世界大戦時、アンネの家族が2年間、オランダの隠れ家でナチスから身を隠していた時にアンネが綴っていた日記です。

 

おすすめポイント:

アンネ・フランクの日記は日本人でも知っている人は多いですね。

この本がなぜ英語初心者におすすめかというと、アンネがこの日記を書いていたのは13から15歳の時だったので、あまり難しい表現や単語などは使われてなく、本当に彼女の日記を読み進めて行く形なのでストーリーに入り込みやすいです。

 

 

【Every Day - David Levithan】

日本語タイトル:

「エブリデイ」

 

ジャンル:

ロマンス / ファンタジー

 

超簡単あらすじ:

主人公の「A」は、毎朝違う人の身体に目覚めます。

 

おすすめポイント:

一応10代向けのロマンス・フィクションなのであまりアカデミックな単語などは使われておらず簡単に読み進めることができます。

10代向けと言いましたが、ニューヨーク・タイムズのベストセラーにも選ばれ、幅広い年代の人でも楽しめる作品です。

僕は、主人公の「A」が毎日違い人の身体に目覚めるというユニークなコンセプトにハマりました。

2018年には映画も公開され、もちろん僕も観ました。

映画も悪くないですが、個人的には本の方が内容に深みがあるので好きです。

もしも気になったからは映画の方も観てみるといいかと思います。

 

 

【Wonder - R.J. Palacio】

 

日本語タイトル:

「ワンダー」

 

ジャンル:

フィクション

 

超簡単あらすじ:

このストーリーは、下顎顔面骨異形成症という障害を抱えた10歳の男の子である主人公のAuggieが、学校でのイジメや自分の外見に対するコンプレックスといった障害を乗り越えて一生懸命生きていく彼の姿を描いたものです。

 

おすすめポイント:

この本は主人公である10歳の男の子の立場で書かれていくので、使われている文法、単語は小学生レベルでとても優しいです。

一応この本の対象者は低学年から中学年と若い世代向けとなっているのですが、障害を抱えながら一生懸命生きていく主人公のストーリーは読む年代を選ばず数々の賞を受賞し、2017年には映画化もされ大ブームとなりました。

僕もブームの時に軽い気持ちで読み始めたら思っていたよりもストーリーの持つリアリティに惹かれ、比較的読みやすい本だった為に1日で読み終えました。

今では僕のお気に入りの1冊となっていて、英語を勉強している友達などにはよくこの本をおすすめしています。

気になる方はぜひ映画の方も観てみてください!

映像で入ってくるとストーリーの詳細ももっとクリアになります!

 

 

【Giver - Lois Lowry】

日本語タイトル:

「ザ・ギバー 記憶を伝える者」

 

ジャンル:

フィクション

 

超簡単あらすじ:

12歳になったジョナスは、ある日「ギバー」(記憶を伝える者)としての継承者として選ばれます。

正式にギバーになるのに、ジョナスは現在のギバーから全ての記憶を受け継がなくてはなりません。

人類が知らない、過去の全ての知る唯一の存在であるギバー。

彼から記憶を受け継ぐ中で、ジョナスは今まで知らなかった、隠されていた歴史の全てを知ることに。

 

おすすめポイント:

この本も最も読みやすい本の1つです。

ほとんどアカデミックな単語は使われておらず、シンプルで短い文書で構成されています。

個人的な感想なのですが、最初はSF系のフィクションかなと思って読み始めました。

しかし読み進めていくと、このストーリーはフィクション以上に深い作者からのメッセージがこもっていて、思っていた展開とは全く違う結末に行き着きました。

ネタバレしないように書くのがとても難しいのですが、とにかく読み終わった後に何時間も考えされられた素晴らしい1冊です。

数々の読書家が「必ず人生で1度は読んでおきたい本」と謳っているいる意味が、最後まで読んでみてよく分かりました。

 

 

【The Perks of Being a Wallflower - Stephen Chbosky】

日本語タイトル:

「ウォールフラワー」

 

ジャンル:

フィクション

 

超簡単あらすじ:

成績は良く頭は賢いが、周りからは少し変わっていると見られる高校生の男の子が精神病と戦いながらも必死に毎日を生きていく物語です。

 

おすすめポイント:

この本が英語初心者におすすめな1番の理由は、この本の書き方が日記形式となっており、主人公がその日その日に起きた出来事を主観的に綴っていく形になるので読み進めやすいです。

上記で紹介したワンダーと少し似ているストーリーに思われるかもしれませんが、「ワンダー」の方は主人公がまだ10歳なのであまり深く個人の心理的な障害まで踏み込んでいないのですが、こちらの「ウォールフラワー」の方は主人公が高校生ということで個人の複雑な心理状況についてもストーリーに現れてきます。

ワンダーよりももっと大人向けの、もう少し複雑なストーリーを希望の人にはこちらがおすすめです。

こちらも映画化がされているのでそちらも観てみてください。

 

 

【The House on The Mango Street - Sandra Cisneros】

日本語タイトル:

「マンゴー通り、ときどきさよなら」

 

ジャンル:

フィクション

 

超簡単あらすじ:

12歳の女の子と、メキシコから移民してきた彼女の彼女の家族の1年間の日常の生活を103ページに描いた物語です。

 

おすすめポイント:

アメリカでは学校の授業などで使われていたり、IELTSでも出題されたこともある本なので、役に立つフレーズや単語がこの1冊から多く学べます。

本のページ数も103と比較的短いので英語初心者には優しい洋書となります。

 

 

【最後に】

今回の記事では、英語初心者、又は今までに一度も洋書を読んだことがない方に向けた、比較的読みやすい洋書を7つピックアップしました。

今まで洋書に触れたことがない方はどの本からまずは読み始めていったらいいか、まず最初の1冊を決めるのが難しいかと思います。

もしあまり難し過ぎる本を選んでしまっても、完読する前に棚の奥底に隠してしまうかもしれませんしね。

今まで洋書を一度も読んだことがない人にまず目標としてもらいたいのが「まずは1冊完読」することです。

「1冊でも本を全て英語で完読した」というのは本当に達成感のあることです

これが完読する前に挫折してしまうと、将来、洋書にまたチャレンジするという可能性はとても低くなることでしょう。

英語初心者、又は今までに一度も洋書を読んだことがない方、まずはこの記事で紹介した1冊を選べば間違いないです!

どれを読んだら良いかまだ迷っている方は、85ページしかない、イラスト付きの「The Little Prince」を選ぶことを強くおすすめします

 

ハリーポッターファンの方に向けた補足:

僕も大のハリーポッターファンの1人なのですが、ハリーポッターの本を日本語で読んだことがある方、ハリーポッターの映画を全部観た方でも、ハリーポッターの洋書を1冊目に選ぶことはおすすめしません。

理由は、ハリーポッターの原作はブリティッシュ英語で書かれていて、知らない単語が次々と出てくるので英語初心者の方にはかなりレベルが高いです。

「とにかくハリーポッターが大好きで絶対にハリーポッターの原作を完読したい!」と強い気持ちのある方は是非ともチャレンジしてもらいたいですが、そうでない方は、まずは他の洋書を5冊から10冊ほど読み終えてからチャレンジするのが良いかと思います。

敷居が高いと説明しましたが、やはり日本語と英語は全く違う言語なので、ハリーポッターファンの方には、是非ともハリーポッターの原作をオリジナルの言語で読んでもらいたいです。

 

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