ニュージーランド

【ニュージーランド保育士ガイド】⑦保育現場の様子

ニュージーランドでメンズ保育士として働いていたWorld Map Japan代表のKAIです。

海外で保育士をしてみたいという日本人は近年増えてきているように感じるのですが、残念なことに、未だニュージーランドの保育士に関して日本語で閲覧できる情報はとても少ない状況です。

僕もニュージーランドで保育士の仕事に就くのには、日本語の情報がほとんどなくて苦労しました。

これからニュージーランドで保育士を目指す日本人の力に少しでもなれればという思いで、僕の知っている限りの情報、体験談、アドバイスをこの【ニュージーランド保育士ガイド】としてまとめました。

【ニュージーランド保育士ガイド】第7章は、保育現場の様子についてです。

【ニュージーランド保育士ガイド】は完全保存版のコンプリートガイドで、第1章から第8章まであります。

前回の記事をまだ読んでない方はこちらからどうぞ。

 

ニュージーランドの幼児教育が子供の自由な選択を尊重していて、できる限りの事を子どもたちに自分たちで選択をさせます。

例えば、遊ぶ遊具、おもちゃは一日中自由に選べますし、理科の実験、数学のアクティビティなど子供が本当に嫌いであれば参加しなくてもいいですし、好きな色の紙に好きな色のクレヨンで絵を書いていいですし、書く絵も先生は絶対にジャッジしません。

子どもたちがりんごの絵を書いたというのなら、それはりんごに見えなくてもりんごです。

またカナダ、ニュージランド、アメリカではサークルタイム(またはカーペットタイム)という全員で集まって何かをする時間があるのですが、その際にニュージランドではどんな座り方でも、どこに座っても個人の自由です。

あなたはここの椅子に姿勢をきちんとただして座りなさいなど言われることは絶対にありません。

 

子供の個性を大事にする教育

ニュージーランドの教育では、子供の自由な選択の尊重に加え、子どもたちの個性を尊重します。

日本の幼稚園だと、この時間に必ずお遊戯の練習をしなきゃいけない、パアニカが上手くなかったら練習しなきゃいけない、食べ物は全部食べなきゃいけない、ひらがなの勉強の時間は必ず皆椅子に座って勉強しなきゃいけないと、しなくてはいけないことが多く、周りと同じことをしないといけない集団文化が強いです。

一方ニュージーランドでは、子供1人1人の個性が大事にされます。

子供がしたくないと言えばしなくていいです。

もし子供が座っているよりもずっと走り回っていることが好きだったら、疲れるまで外で走って遊んでOKです。

アルファベットの練習は苦手だけど絵を書くのが好きであれば一日中絵を書いていていいですし、もしその子がもっと絵の書き方を学びたければググったり、図書館で本を借りてきたりしてもっと絵について教えてあげます。

クラスのカリキュラムは、毎月決められたカリキュラムに沿っていくのではなく、子供たちの興味に沿ってカリキュラムを組み立てていきます。

例えば、先生たちが今月は4月だから春をテーマに桜や花などについてやりたいと考えていても、もし子供たちの興味が海の生き物であれば、子どもたちの興味を尊重して海の生き物について学びます。

 

子どもたちは裸足で遊ぶ

ニュージーランドで働いていて驚いたのが、半数以上の子供たちはサンダルなどで学校に来て、邪魔になったら裸足で走り回ってます。

それは子供だけではありません。

道端でも、スーパーでも至るところに裸足のニュージランド人を見かけます。

そんな大人を見ると子供が裸足で駆け回っているのも納得です。

 

残業は絶対にしない

ニュージランドでは残業なんて言語道断。

たまに準備が終わらず家などで少し教材などを制作したりすることもありますが、基本的には仕事時間内で仕事業務は全て終わらせるのがモットーです。

残業なんてしても誰も得しないので。

もし親の迎えが遅くなってしまった場合などに限って残業をすることになりますが、その場合は1分単位できっちり給料が加算されます。

 

教材準備時間が豊富に与えられる

きちんとした学校であれば、常勤の先生は週に4―8時間ほどのプレップタイム(教材準備時間)が与えられます。

子供がいる前では細かな作業に集中できないので、オフィスなど子供が離れた場所で教材準備にのみ専念できますし、時間に余裕があればカフェに行ったり、図書館に行ったりすることもできます。

子供たちは可愛いですし、彼らに癒やされることも多々ある職業ですが、毎日8時間子供たちとずっといて教材準備もしなくてはいけないのは精神的にも肉体的にも過酷です。

まとまった時間子供から離れて一息付きながら事務作業に集中する時間がもらえるのは、教師にとってあるべき権利だと思います。

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