フィジー

治安は良いとはいうけれど、知っておきたいフィジー現地で気をつけるべき事

年間60万人以上の観光客が訪れる、年中常夏の国フィジー。

日本でもフィジーと言えば、バカンスやハネムーンなどのイメージを持つ方も多くいると思います。

そんなフィジーですが「そもそも本当に安全な国なの?」と疑問に思っている方の為に、私の体験談を交えて分かりやすく解説していければと思います。

「ホームステイ先など基本的には治安は良い」

私のホームステイ先でケレケレ(何でもシェア)は、日常的にあり金銭面での盗難を警戒していましたが、それは一切ありませんでした。

日頃から、部屋の鍵はかけて外出するようにしていました。

最終日まで、家の鍵を渡されることはありませんでしたが、さすがに部屋の鍵は支給してくれました。

その中にちょっとした棚に鍵がかけられる引き出しがあったので、そこに ATMで下ろした現金や日本円、米ドル、パスポート、ビザなど貴重品を閉まっていました。

若し、ホームステイ先の部屋に無い場合は、語学学校の先生や日本や現地のサポートセンターにお願いしてみるのも全然問題無いと思います。

逆に、盗難事件があってからでは、ホームステイ先も契約など登録破棄や、語学学校側の評判、何より同じ屋根の下でお互いに疑いの目で生活するのは耐え難いですよね。

しかし、全く犯罪がないとは言えないですし、次に記載しているような事例もあるので十分注意は必要です。

フィジーの大事な文化であるケレケレについては下記の記事を参考に!

子供も共有してしまう!?フィジーの文化、ケレケレについて徹底解説

 

「女性の一人歩きは危険」

特に、日が暮れる18時以降の女性の一人歩きは大変危険です。

また、外灯設置が不十分であったり、頻繁に停電などしている為、やむ得ない場合は一人では無く複数人と一緒に歩いたり、

積極的に公共のバスを利用したり、乗り合いでタクシーなどに乗ったりして家の前まで行きましょう。

補足ですが、私がフィジー滞在中に同じ語学学校に通う、日本人女性が亡くなりました。

午後のまだ明るい時間帯にパーティに参加する為、海岸に向かうと行ってそのまま行方不明となってしまいました。

そして数日後に、マングローブ林で遺体となって発見されたという悲しいニュースで、あれからしばらく経ちますがまだ真相は明らかになっていないとの事でした。

当時、ニュージランド人やアメリカ人も相次いで被害に遭っており、自分の身は自分で守るという強い意識を日頃から持つ事が大切です。

 

「停電が多い」

停電が本当に頻繁になる為、一番苦しいのは夜中の停電で寝付けない事です。

勿論、エアコンや扇風機が使えない訳ですから本当に地獄です。

その為、電池式の扇風機を持っていく事をおすすめします。

恐らく中国製などが売られていたと思いますが、日本から買って持っていった方が長持ちして使い勝手が良いと思います。

 

「サイクロンの通過あり」

最近では、大型の台風が発生するので「外出を絶対しない」が正解です。

コンクリートの家は、中間層や富裕層ですが貧困層などはトタン屋根や木造の為、物が飛んでくる可能性があります。

洪水も合わせて深刻です。

事前の買い出しや停電は付き物なので、懐中電灯などを準備しましょう。

 

「狂犬病には要注意」

昼間は大人しく、バテている犬が多いですが、夕暮れ時になると途端に活発化します。

勿論、飼い犬であっても狂犬病などの予防接種などしている訳では無く、その辺に放飼いにあれているので本当に厄介でした。

私も噛みつかれるまではいって無いですが、その寸前までいったので本当に嫌な思い出しかないです。

犬に背中を見せては、弱い者と認識されてしまうのは知識として知っていたので、犬が近づいてくるとフィジー人のように威嚇したりして、堂々と歩くようにしていました。

個人的には、フィジーで気をつけるべき1位は犬ではないかと思うくらいです。

 

「スリ」

スリも人が多いところでは多発しています。

特に、現在は新型コロナの影響もあり、観光に従事していた人たちの失業増加が懸念される為、かなり警戒した方が良いかもしれません。

私が日頃気をつけていた事は、普段着はいつも身軽で「こいつこんな金持っていないなオーラ」を出した方が得です。

女性も最低限のおしゃれだけで十分だと思います。

また、所持金はいつも1,000円前後で、昼食のキャンティーンで食べて、放課後はちょっとしたコーヒーや軽食が買える程度に準備していれば十分です。

たまに、長財布をズボンのポケットの裏にしまっていたり、チェーン付きなど見られますが、間違いなく格好の獲物にされてしまうので気を付けましょう。

またバスの中でも盗難など普通にあるので、気を抜いてはいけません。

大事な貴重品やカバンなどは腕に抱えるようにして守りましょう。

また、私は子供たちの隣や親子連れの側によく座っていました。

結構安全です。

 

「悪質販売」

市内でもちょっとしたお土産屋さんがあり、そこで「お茶でもして行かない?」ような感覚で店内へ招き入れられ、フィジーの伝統的な飲み物カバを勧められます。

楽しい雰囲気で、さすがフレンドリーな人が多いフィジーだなと思っていたら、帰り際に店内に陳列されている観光用品を勧められます。

日用品とかで使用するのなら、百歩譲って買ってもいいですが、木彫りの高価なものを勧められので本当に厄介でした。

 

「大麻は絶対に断って」

バーやナイトクラブに人混みに紛れていきなり出現します。

実は、夜だけでなく市内を歩いていてもごくたまに話しかけられる事あるので、強い口調でしっかり断りましょう。

 

「タクシーでのトラブルには要注意」

基本、ナンバープレートが黄色なので白タクと見分けやすい。

乗車すると、しっかりメーターが起動しているか確かめよう。

中には、メーターを改造してやたら早かったり、近場だから交渉しようとしたり、3〜4名の人数だとガソリンの減りが早いからとしょうもない言い訳してくる場合もあります。

女性一人の場合は、人気のいない山奥に連れていかれるなど危険がはらんでいます。

滞在中は、そんな面倒な運転手もいる為、時々バーやナイトクラブに行った帰りで、友達と乗り合っていました。

また、タクシー運転手の中には副業で旅行会社やお土産屋と連んでいる仲買業者になっているケースもあり、彼らの高額なマージンや商品自体も良品の保証が無い為、トラブルに巻き込まれることもあります。

 

最後に

フィジーは観光立国の為、「外国人=金持ち、だまし易い」と思われていると強く感じました。

フィジー語やヒンディー語などを使われれば、外国人を色々な罠に嵌めることも容易です。

ましてや日本人多くは英語を学習しに来ているいう認識もあり、カモのターゲットにされ易いのは事実です。

楽園の国だからこそ、最高の一時を過ごす為に、最善の準備をしてい行きたいですね。

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