行ったことがない国に行くときはいつもドキドキしますよね。
今回は、国の名前や雰囲気のイメージはつくけれど、実際にどんな国?と言われると、よく知っている人は少ないのではないのかな?と思うフィジーについて徹底解説します。
フィジーは英語留学が安く行けることや、リゾートしても知られていて有名ですよね。
成田から9時間ですが、日本からの直行便も出ていて行きやすくなったフィジー。
これだけは知っておきたい!というフィジーの情報を一つずつご紹介していきます。
意外と知らない情報が見つかるかもしれません。
ぜひ自分が知らなかったものを見つけてみてください。
この記事がフィジーに行く前の準備として、何かしらの役に立つことができたら嬉しいです。
Contents
フィジーという国について
フィジーの正式名称は「フィジー諸島共和国」で、イギリス連邦加盟国です。
国旗にある左上のユニオンジャックはイギリス連邦加盟国であることを表しており、右の紋章はココアの殻を持つライオン、バナナ、サトウキビ、ヤシの木が描かれています。
また、左下のハトは平和の象徴で、ノアの箱船という旧聖書の物語に由来しているそうです。
300余りの火山島とサンゴ礁から成り立つ自然豊かな国で、首都はスバ、フィジー本島にあります。
日本との時差は3時間で、例えば、フィジーが正午のとき、日本は午前9時です。
時差ボケもそんなに心配がないと思います。
住んでいる人たち、宗教について
フィジーの人々というと、エスニックな雰囲気を持つイメージを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
フィジーに最初に人が住み始めたのは約8000年前で、太平洋のポリネシアに住んでいたポリネシア人が最初と言われています。
その後、南太平洋に浮かぶ島、トンガ王国のトンガ人が移り住み、ポリネシア文化の影響を受けました。
1800年代後半にフィジーはイギリスの植民地となり、サトウキビの栽培を始めます。
この時に、労働者としてインド人が送り込まれ、その時に大半のインド人がフィジーに定住しました。
ですから、フィジーはポリネシアの文化とインドの文化を持つ人が暮らしています。
現在では中国から移住する人も多く、多国籍文化の国です。
宗教も様々で、キリスト教が64%、ヒンドゥー教が27%、イスラム教が6%と他にもいくつかの宗教を持つ人がいます。
訪れた際は、少しでもその宗教について知識があると現地の人と仲良くなりやすいですよ。
フィジーの通貨について
フィジーの通貨はフィジー・ドルです。
1フィジー・ドル50-60円くらいになります。
慣れてきたら、2ドルで100円ほどと覚えておくと、お買い物する際は計算が少し楽かもしれません。
フィジーの通貨はカラフルで南国らしさがあり、持っているだけでお買い物も楽しい気分になりますよ!
両替は現地に着いてからがおすすめです。
何語を話す?公用語について
様々な国から来ている人が住んでいる多民族国家ということを少し知っていただけたのではないでしょうか?現地ではどのような言葉が話されているのか、紹介していきます。
・英語
フィジーは格安で留学ができるということでも有名ですよね。
9割の人が英語を話すことができ、フィジーでは英語が公用語となっています。
イギリスの植民地でもあったことから、発音はイギリスのアクセントを持っています。
島国の人たちだからでしょうか、比較的ゆったりと話してくれるのも特徴の一つです。
ですから日本人にとっても聞き取りやすい英語です。
メニューや買い物でも英語で書いているものが多いので、旅行をしていて言葉に困ることも少ないと思います。
・フィジー語
「フィジー語」は、英語の次にフィジーで話されている言葉の一つです。
日本人からすると発音がしやすく、綴りを見ても音を予想しやすいものが多いので、フィジーに行った際はぜひフィジー語をいくつか現地の人に教えてもらってみてくださいね。
・ヒンディー語
インドから移住した人も住んでいるフィジー。
フィジーに住んでいて、インドにルーツを持つ人たちの間ではヒンディー語を話しています。
また現地で話される言語はこれだけではなく、フィジー語とヒンディー語を混ぜたフィジー・ヒンディー語というのもあり、多民族の人たちが住んでいるのだということを感じることができます。
フィジアンの中にはヒンディー語やフィジー・ヒンディー語を理解する人もいるようです。
季節・天候について
フィジーは熱帯雨林気候で、一年間を通して高温多雨の気候になっています。
12-3月は雨季に辺りますが、ずっと雨というわけでもありません。
実際に私が訪れたのも3月でしたが、晴れの日が多かったです。
雨季を外れた5-11月は、貿易風の影響を受けるため最も雨が少ない季節で、おすすめの時期になります。
年間の平均気温は23度、最高気温は28度ほどとなり、南国を楽しむには年中最適の温度です。
日本での夏服と、少し羽織るものを持っていくと安心ですよ。
有名なスポーツはあのスポーツ!
フィジーで行われるスポーツはそれほど多くありませんが、その中でも有名なスポーツはラグビーです。
ラグビーはフィジーの国技ともなっており、現地に行くとラグビーをしているフィジアンをたくさん見ることができますよ!
また、ラグビーは15人制と7人制があり、7人制ラグビーの競技では世界ランク1位にもなったことがある実力があります。
もしも観戦する機会があれば見る価値がありです!
地元の人たちと試合を観戦することは国籍関係なく一体となって楽しむことができ、最高の思い出になるはずです。
フィジーのお土産について
海外にいくとお土産は何を買おうと悩むのも楽しみの一つですよね。
フィジーには南国らしさたっぷりのかわいいものがたくさんありますよ。
今回は私が実際に行った際、お土産候補としていたものをご紹介します!
・Vonu pure lager
ウミガメをモチーフにしたとてもデザインのかわいいビール ”Vonu pure lager"。
Vonuはフィジー語でウミガメを意味し、陸上ではゆっくり、海の中ではのびのびと泳いでいる姿は人生を表しているという理由から、ウミガメがモチーフとして使われています。
見た目からもフィジーらしさを感じられ、とてもオススメのお土産です!
現地に行った際もぜひ飲んでみてくださいね。
・モコソイソープ
フィジーで取れたココナッツを原料にして作られたナチュラルソープです。
フィジーのホテルなどでも使われている有名なブランドで、泡立ちがクリーミーで香りもココナッツバターのほんのりとした甘い香りが癒されます。
見た目もかわいいので女性や家族におすすめのお土産です。
・FIJINACACAO
フィジーはチョコレートの生産でも有名な国ですよ。
カカオの生産から加工、販売まで全て自国でできる数少ない国の一つとしても知られています。
このFIJINACACAOはなんと日本人夫婦が経営している会社のチョコレートです。
ぜひ現地で見つけてみてくださいね。
まとめ
今回はフィジーの現地の様子を紹介させていただきました。
多民族・多文化国家であることが伝わると嬉しいです。
私が多民族国家の国や、様々な文化が交わる国を旅行するときの面白さは、1つの国にいるのに複数の国の人と触れ合うような体験ができることです。
食べ物や、服装、話す言葉がみなさん違い、それを実際に感じることができます。
フィジーではインド系の人と話すことがありましたが、実際のインド人ともまた少し違う、ここでしか出会えない人たちや、体験できないことなど今でも思い出に残っていることがたくさんあり、何より南国のゆったりして暖かい人たちに恵まれて忘れられない国の一つです。
留学にも、旅行にもおすすめの国です。
ぜひ一度訪れてみてください!

高校生の時にオーストラリアへ留学、洋楽にはまったことをきっかけに大学生になったら世界中を旅すると決め、アジア、中東、アフリカを中心に19カ国を大学5年間かけてバックパッカーで旅をする。日本中もヒッチハイクで旅をしていました。
途中フィリピン留学、台湾留学を経験。多くの人が旅をするきっかけを作りたいですし、今でも私自身旅が大好き。これからも、色々な国を旅したいです。