楽園リゾートとして世界的に知られているフィジー。
国の名前を知っている人や、どんな国か?と聞かれるとイメージは思い浮かぶ!という人はいるけれど、実際に行ったことがある人はまだ少ない国なのではないでしょうか?
実は日本から直行便が出ていて、ここ数年でとても行きやすくなりました。
ちなみに飛行時間は約8時間です。
時差も3時間と少なく、温暖な気候と、どこへ行っても南国らしさを味わうことができ、小さな島が集まっているフィジーは旅行者にとって魅力的な国です。
今回はフィジーを観光する際にはぜひ訪れてほしい、フィジーの観光名所をご紹介します。
空港に到着!フィジー本島の観光スポット
Contents
ナンディタウン
多くの旅行者が最初に訪れるのは、フィジーの本島である「ヴィチレブ島」の西部にある国際空港、「ナンディ空港」です。
私自身も最初に降り立った場所なのですが、ここのナンディという街は空港から10分ほどで街に出ることができ、観光にもぴったりな場所です。
小さな街なのですが、ローカルマーケット、お土産屋さん、観光地など旅行者にとって楽しめるスポットがぎゅっと詰まっています。
半日観光や、日本に帰る前にお土産だけ買いたい!という人にもおすすめです。
一つずつご紹介しますね。
ローカルマーケット
ナンディ空港からバスやタクシーで10分ほど揺られていると、すぐにナンディタウンに着きます。
その中でも海外に来た!と感じたい人に私がおすすめしたいのが、ナンディマーケット (Nadi Market) というローカルマーケットです。
ローカルマーケットに行くと現地の食材をたくさん見ることができますし、何より地元の人たちが実際に買い物をしている場所なのでその国を感じることができます。
私はここで果物をたくさん買って食べ比べしてみました。
フィジーは果物もとっても安いので、ぜひ色んな果物を試してみてください。
ライチのようなフィジアンロンガンというここでしか味わえないものや、普段日本で買うには高くてなかなか手を出しにくいマンゴーやドラゴンフルーツなどもたくさん試すことができて楽しいですよ!
ナンディ・ハンディクラフト・マーケット
せっかくフィジーに来たのだから、友達や家族にお土産が買いたい!フィジーらしいものを買いたい!という人も多いですよね。
そんな人におすすめなのがナンディ・ハンディクラフト・マーケット (Nadi Handicraft Market) です。
ここでは手作りのフィジーの雑貨や、かわいいお土産を買うことができます。
小さな個人経営のお店が多く、本当にここにしかないお気に入りの手作り雑貨を買うことができます。
ぼうし、フィジーのマット、カバン、お面、フィジーの伝統工芸品がたくさんで、見ているだけでも楽しい場所です。
ここでは値段交渉をすることもできるので、うまくいけば他のお土産屋さんよりも安く買うことができ、現地の人との交流も楽しむことができます。
私が訪れた際は、インドの結婚式で使われるヘナタトゥーをしているお店も見つけたので、インドの文化を体験することもできるかもしれません。
スリ・ジヴァ・スブラマニア・スワミ寺院
カラフルな見た目が特徴のスリ・ジヴァ・スブラマニア・スワミ寺院。
こちらはヒンドゥー教のお寺です。
マーケットから少し遠いですが、十分歩いていける距離に位置しています。
こちらはヒンドゥー教のお寺ですので、女性は肌を隠さないといけません。
ショートパンツなどを履いていると、腰に巻いて足を隠す布を貸してくれるので、それを受け取って巻いてから入るようにしましょう。
また、靴も脱がなければいけません。
気温が高い日だと足元のコンクリートがとても熱くなっているので、火傷をしないように気をつけてください。
無宗教やヒンドゥー教でない人も見学することができる寺院です。
ここのお寺の人はとても優しかったので、しっかりと説明を受け、安心して見学することができますよ。
マロロ島
美しい海で有名なフィジー。
海ももちろん楽しみたい、だけど南国ならではの自然も楽しみたい!と、旅行する人々の全てを満たしてくれるのがマロロ島です。
ママヌザ諸島最大の島であるマロロ島は、美しい海はもちろん、緑も豊かで島の中は大自然が広がります。
浅瀬には小さな魚も多いので、海の中を潜ることも楽しめますよ。
思いっきりリゾートを楽しみたい!という人にはぴったりな島です。
ぜひ候補に入れてみてくださいね。
マナ島
フィジーに留学する留学生が、フィジーにいる間にやってみたい!という候補に上がるのがウミガメを見ること。
日本でも、世界でもなかなか見る機会がないですよね。
そんなウミガメをフィジーでは見ることができます。
いくつか見ることができるスポットはありますが、その中でもおすすめなのがマナ島です。
この島のサウスビーチでは、マリンアクティビティが豊富で、海でのシュノーケリングのほか、カヤックやジェットスキーを体験することができます。
ウミガメも多くの人が見ることに成功しているので、ウミガメを見たい!という人はこちらの島を選ぶことをおすすめします。
他のアクティビティも楽しいので海を満喫したい人にぴったりです。
ナヌク島
「世界一美しい海がある島」 と言われているナヌク島。
そう、ここは世界一と言われています。
そして世界には7つ星を名乗るホテルが2つあるそうですが、その一つがこのナヌク島にあるホテル。
一泊300万円以上するそう。
1万円以上から10万円のホテルがほとんどで他の場所と比べると少し高めが多いですが、一番安いところで7000円代の宿も見つけることも可能でした。
そんなホテルが建つほど、ここの海は美しいです。
サンゴ礁が透けて見えるほどの透明度を持つ海を満喫することができますよ。
世界一美しい海を見てみたい人はこちらの島を訪れてみてください。
フィジーの伝統文化に触れよう「カバの儀式」
フィジーの文化に触れることも、旅行する際に体験してほしいことの一つです。
その中でも旅行者が体験すべき文化が、伝統儀式である 「カバの儀式」です。
これは、村を訪れる際、その村の長がゲストに対してコミュニティに入ることを許可するために、フィジーの伝統的な飲み物である「カバ」を振る舞う儀式です。
「カバ」とは、ヤンゴーナという太平洋に生息する木のことです。
胡椒科に分類され、この木の根の部分を乾燥させ、砕き、絞ったものを飲む。
これがカバの儀式です。
これはアルコールではないのですが、胡椒科の植物ですので、これを飲むと少し麻痺する感覚がありリラックスできると言われます。
差し出された時は、手を二回たたきましょう。
そのあと 「ブラ!(こんにちは)」 とフィジー語で挨拶し、一気に飲み干します。
これがフィジーの伝統儀式である 「カバの儀式」 です。
ここでしか体験できないことなので、挑戦してみてくださいね。
こちらの儀式はホテルなどでも体験する機会が設けられているところが多いです。
気軽に現地のスタッフさんに相談してみてください。
まとめ
今回はフィジーの観光スポットをまとめてみました。
フィジーは調べていても、島が多いのでどうしても似たような感じがしてしまい、どこの島を訪れたらいいのか迷うことも多いです。
しかし、自分が体験してみたい!や、見てみたい!というものに優先順位をつけていくと、それにぴったり合う島や観光スポットは絞られていくはずです。
フィジーの島はとても美しいですが、近年観光者のマナーが悪いことも少し問題になっています。
気持ちよく旅行できるよう、これからも美しい島が守られていくよう、マナーは守って観光したいですね。
ここの国でしか体験できないアクティビティや伝統儀式がたくさんあります!
自分のお気に入りスポットを見つけて、フィジーでの旅行を楽しんでみてください。

高校生の時にオーストラリアへ留学、洋楽にはまったことをきっかけに大学生になったら世界中を旅すると決め、アジア、中東、アフリカを中心に19カ国を大学5年間かけてバックパッカーで旅をする。日本中もヒッチハイクで旅をしていました。
途中フィリピン留学、台湾留学を経験。多くの人が旅をするきっかけを作りたいですし、今でも私自身旅が大好き。これからも、色々な国を旅したいです。