美しい海や自然、独自の文化があり、日本ではなかなか体験できないことに挑戦できるのがハワイの醍醐味です。
今回は、私がハワイへの語学留学中に挑戦したことや体験したアクティビティなどを5つご紹介します。
これからご紹介するものほとんどが、滞在期間の長短に関わらず気軽に挑戦できるものなので、ぜひ次回の旅行の参考にしてみてください。
【スタンドアップパドル】
ハワイに来たからには海でのアクティビティをしたいと思いスタンドアップアドル(以下SUPと呼ぶ)に挑戦しました。
ワイキキビーチ近くのサーフショップMOKUにてボードとパドルをレンタルして、(レンタル費用は1時間14ドル~、私たちは半日で35ドルでした)ワイキキビーチへ。
しかし、SUPのボードはとても重く、目の前に見えているワイキキビーチにたどり着くのにも一苦労でした。
ホテルなどの高い建物が立ち並ぶエリアなのでビル風も強く、風にあおられてフラフラしていると観光客か現地のサーファーかわかりませんが優しい男性たちが運ぶのを手伝ってくれました。
こういった思いがけない親切に出会えるのも海外経験の良いところですよね。
ビーチに着くと彼らは颯爽と去っていきました。
初めてのSUPはレッスンでもなく友人と自力で勝手に始めましたが、初めてにしては案外上手にできました。
ボード上で胡坐をかいて座り、カヌーのように漕いでサーファーの邪魔にならない場所を探して進みました。
ボードの上で立つのは最初は少し怖いですが慣れればうまくバランスが取れるようになりますよ。
SUPでの一番の思い出はウミガメに至近距離で出会えたことです。
浅瀬ではなかなか出会えませんが、SUPで沖まで行ったことで確率が上がったのか何度か至近距離で息継ぎにきたウミガメを見ることができて感動でした。
サーフィンはできないけど、海で泳ぐ以外のアクティビティがしたいという方にはSUPはおすすめです。
【フラダンス】
ハワイらしいこと、ハワイの文化に触れられる何かしたいと思ったときに、フラダンスに挑戦してみようと思い立ちました。
語学学校で知り合ったフラダンサーの人に聞いてみると、ワイキキコミュニティセンターで初心者向けのフラのレッスンが10ドルで受けられるという情報をくれたので、早速参加。
そこでは木曜日と日曜日の午前中に初心者向けと中級者向けのレッスンを行っているという事で、ちょっと体験してみたい、程度の気持ちの私にはピッタリでした。
裸足で行うので特別な用意は一切不要でしたが、参加者の中にはしっかりとフラ用のパウスカートを着用していらっしゃる方も多かったです。
顔見知り同士の方もいましたが、私のように飛び入りでふらっと来て参加している人もいたので気軽に参加できました。
レッスン代はレッスン開始前、もしくは終了後にクムと呼ばれる先生に直接現金で支払いました。
先生は恰幅の良い男性で、レッスン中は前方で基本の動きを黒板を使用しながら説明してくれます。
実際に生徒が踊っている時は楽器でリズムをとっているか、全体をまわって個別で指導をしてくれたりします。
一時間程度なので体力的にもついて行けますし、基本的な動きと、動きの名前を学ぶ事ができ、少しですがよりハワイの文化を体感することができました。
【ハイキング】
有名なダイアモンドヘッドを始め、ハワイには短めで簡単に登れるハイキングコースがたくさんあります。
私は3カ月の滞在期間中に3カ所のハイキングに挑戦しました。
ダイアモンドヘッド、マカプウ、ココヘッドです。
ダイアモンドヘッド(Diamond Head)は、ワイキキからも近く、レベルを問わず一番挑戦しやすい場所です。
入場料がかかりますが、ダイアモンドヘッドを含む公園全体を保護するための管理費で1ドル程度ですので、忘れずに現金で持って行ってください。
二カ所目のマカプウのハイキングコース(Makapu'u Point Lighthouse Trail)は、ダイアモンドヘッドよりも初心者向けになります。
ハワイカイ、サンディビーチを越えた先にある場所ですが常に多くの車が停まっている人気のコースです。
ハイキングコースはすべて綺麗に舗装されているので、でこぼこ道を歩く必要はなく子供やお年寄りでも挑戦できそうでした。
ただ日影があまりないので熱中症対策は必須です。
マカプウのハイキングコースはほとんどが海に面しており、景色を楽しみながら登ることのでかなりおすすめです。
最後は、こちらもハワイカイにあるココヘッドクレーター(Coco Head Crater Trail)のハイキングコース。
こちらは一直線に頂上に向かって登っていくタイプのハイキングでした。
一直線なので、常に頂上は見えますし、振り返ればどれだけ登ったかわかる、という感じでしたが坂がかなり急だったので振り返るとその高さと斜面の急さに恐怖を覚えました。
登り切るコツあまりは振り返らず進み続けることです。
コースは狭いので、反対側から来る人とすれ違う時には片側に寄って気遣い合うのがルールです。
頂上はあまり広くはないのですが、ハワイカイの街並みとその後ろに海も見え、美しい景色を楽しむことができました。
登っている時点でかなり膝が辛かったですが、下りの方が膝が笑ってしまって恐ろしかったです。
挑戦する際は履きなれた靴(滑らないもの)を履いて、天候には充分注意して行ってください。
雨でぬれていたりすると滑ってとても危険です。
【バスに乗ってどこまでも】
市バスは1回の乗車で大人は2.75ドル、1日乗り放題のパスが5.5ドルです。
長期滞在であれば1月乗り放題のマンスリーパスは70ドルです。
私は当時マンスリーパスを持っていたので、何回でもどんな距離でも乗り放題でした。
そのため、ある日思い立ってバスでどこまで行けるかなと挑戦してみました。
ワイキキを出発して東へ、ハワイカイにあるシーライフパークまで行くと、そこからカイルアに向かうバスへ乗り換え。
バスは通常の車なら20分程度で進む距離を倍くらいのスピードで進むのでカイルアに行くだけでも2時間程度かかりました。
カイルアタウンを一通り探検した後、アラモアナに向かうバスに乗り街まで戻ってきました。
時間に限りがあったので北側、西側までは進めませんでしたが、オアフは小さな島なので早朝に出発すればバスでも1日でぐるっと一周できてしまうと思います。
市バスの窓ガラスはあまりきれいではないので、せっかく海の近くを走っていてもあまりきれいに外を見ることはできませんでしたが、どの方面に何があるのか、どんな街があるのかを知るのにはいい経験でした。
長期滞在する人で自分で運転はしない人にはおススメです。
【インターンシップ】
通っていた語学学校のプログラムでインターンシップとして仕事体験ができました。
働ける場所の候補は、博物館の案内や、高級ホテルのスパ、トロリーバスの乗り場案内などバラエティーに富んでいましたが、私はその中でも一番英語を使用する頻度の高いものという事でトロリーバスの乗り場案内のお仕事をしました。
期間は2カ月弱で、週5日1日4時間~5時間、無給のためか厳しい指導等はなくとてもゆるく働いていました。
職場はみんな日本人のインターンには慣れているようで親切に話しかけてくれる人もいれば、ほぼ空気のように扱われることもしばしばありました。
しかし、トロリー自体は5~10分毎に絶え間なく乗り場に入ってくる状態だったので常に何かすることがあり、退屈はしませんでした。
日本人観光客が多かったですが、英語での接客も多く、だいたい聞かれることはトロリーの行先や、乗り場、チケットの購入方法についてだったのでだんだんと慣れていき良い英会話の練習になりました。
インターンは語学学校に通わないとできないことだったので気軽におすすめはできませんが、ワーキングホリデーのないアメリカで無給ではありますが、実際に現地で働けたことはとても貴重な経験となりました。

アラサーの元OL。
数年前、夢だったハワイへの語学留学を叶え、現在はハワイ在住中。
自身や家族、友人の経験をもとにハワイの観光、グルメ情報を中心に記事を作成しています。