当ブログ World Map Japan 代表のKAIです!
僕は、カナダ留学1年目に5回という年間引っ越し最高記録を更新しました。
日本人の留学生の多くが長期で留学に来ると、最低でも一度は引っ越しを経験します。
ということで今回の内容はカナダ留学において必須、カナダでの部屋の探し方について紹介します。
特に、最後の方にまとめた「部屋を探す時に気をつけたい大事な注意点」は必ず目を通してください!
それらを知らずに現地にやってきた日本人留学生でトラブルなどに合った人も実際にいますので。
【カナダの住居事情】
日本だと学生でも一人暮らしをする人が多いですが、カナダに来る多くの学生はシェアハウスで生活するのが一般的です。
というのも都市部は特に家賃が高く、近年バンクーバーでは特にですが不動産の値上がりが著しく、その影響で家賃も上がってきているので、1人で部屋を借りるのは学生にとって負担が大きすぎるからです。
カナダでは日本みたいに不動産を通すよりも、個人で部屋を探すのが一般的です。
【カナダでの部屋の見つけやすさ】
jpcanada や Craigslist などの空き部屋が探せるサイトでは、毎日たくさんの投稿が上がってくるので、「部屋が見つからない難民」になることはあまりないでしょう。
僕は最短1日で部屋を見つけたことがあります。
あまり良い物件が見つからなかった時でも、長くて2週間ほどでした。
どれだけ早く部屋が見つけられるかは運も大きいですが、あとは個人のこだわり次第です。
【カナダの家賃相場】
バンクーバー、トロントの都市部のシェアハウスの相場としては$500−$1000といったところです。
綺麗さも狭さも気にしないのであれば安い部屋を探すことも可能です。
僕は学生時代できるだけ家賃を浮かせたかった時、バンクーバーのダウンタウンから少し離れたシェアハウスで、24人、トイレ4つ、キッチン1つ、という環境のシェアハウスを見つけ、家賃は最安値の$420でした。
家賃は自分がこだわるだけ上がります。
あとは都市部から離れるだけ家賃の単価も下がるので、もし交通時間などがかかっても構わない人は都市部から離れたエリアを検討するのもいいでしょう。
【カナダのメジャーな部屋探しサイト】
・jpcanada
カナダの留学において欠かせない情報サイトがこちらのjpcanadaです。
こちらのサイトが唯一日本語で部屋探しを完結でき、英語が話せなくても日本語のみで部屋を見つけられるので日本人留学生には愛用されています。
バンクーバー、トロントでの部屋探しでは1番おすすめなサイトです。
ほとんどのオーナー、投稿者には日本語でコンタクト可能ですが、時たま韓国人などのオーナーで英語のみでしか連絡が取れない人もいます。
投稿者のほとんどが日本人ということで基本的に連絡すれば返事が返ってきます。
この点はさすが生真面目な性格である日本人の良いところです。
投稿者の人が日本人の入居人を探しているということで、多くの物件は日本人のシェアメイトとなり、家でも日本語環境になる可能性が高いということは覚えておきましょう。
残念ながら、バンクーバー、トロント以外の都市だと、そもそも日本人が少ないせいであまり投稿がありません。
なので、バンクーバー、トロント以外の都市に留学の方は下記の英語サイトをおすすめします。
・Craigslist
https://vancouver.craigslist.org/d/apartments-housing-for-rent/search/apa
こちらは英語サイトになるので英語でのコンタクトが必須です。
カナダではkijijiと並んでメジャーなサイトで、物件数もかなり多いです。
ただし連絡をしても返答がないことがあるので、1つ,2つの物件ではなく、良いと思った物件をいくつも連絡する事をおすすめします。
日本人以外のシェアメイトを希望の方は、こちらと下のkijijiというサイトで部屋探しをすることをオススメします。
・kijiji
https://www.kijiji.ca/b-room-rental-roommate/canada/c36l0
Craigslistと同じで英語のサイトです。
地域によってはCraigslistよりもこっちのkijijiの方が物件数が多かったりするので、Craigslistと合わせてどちらもチェックすると良いでしょう。
Craigslistと同じで連絡をしても返答がないことがあるので、1つ,2つの物件ではなく、良いと思った物件をとりあえず片っ端から連絡する事をおすすめします。
・airbnb
https://www.airbnb.com/canada/stays
airbnbでは長期ステイで検索すると、部屋を割安で長く貸し出している物件が探せます。
上記3つのメジャーなサイトと比べると物件数はおとりますが、たまに良い物件が見つかったりするので一応チェックしてみても良いかと思います。
あとは、例えば残りの滞在期間が1,2ヶ月などのところで引っ越しせざるを得ない状況になった時など、短期のみの滞在先を希望の時は助かります。
【部屋を探す際に気をつけたい注意点】
- 部屋は必ず見学に行きましょう。
- 部屋を見学に行くときは友達などを連れて行き、できるだけ1人で行くことは避けましょう。
- 良い物件ほど倍率は高くなるので、物件は1つに絞らず何件も見に行ってみましょう。
- 見学の際に気になることは全て聞きましょう。例えば家賃の支払い方法だったり、支払日だったり、入居日だったり。
- カナダには敷金、礼金などの慣習はなく、代わりに入居の前にデポジットという保証金を支払うことになります。自分が部屋を退出する時に、もし部屋の損傷や部屋が汚い状態であれば、修理代、クリーニング代がそこから引かれます。もし部屋をきれいな状態で返却できればデポジットは全額返してもらえます。
- 入居したらまずは部屋に傷などがないかチェックし、もし目立つ傷などがあれば予めオーナーに伝えましょう。ではないと、自分はその傷を付けていないのに、退出の際に自分のせいにされてデポジットから修理代などを引かれてしまいます。
- どんな部屋でも必ず入居の前に契約書を貰い、双方のサインを入れること!もし貸し出し人の人がきちんと作成された契約書などを持っていない場合は、手書きでもOKです。一筆お願いしましょう。この契約書がないと、後にトラブルに合った時にこちらから提示できる証拠がないので勝ち目がありません。契約書を出すのは部屋を貸し出す方の責任であることは間違いありませんが、めんどくさいなどの理由で出さない人が多くいるのが事実です。もしも契約書無しで入居する場合は自己責任となりますので、その点はよく理解しておきましょう。
【最後に】
以上がカナダでの部屋探しガイドとなります。
基本的に知っておくべき情報は全て載せておきましたので、これさえ読んでおけば大丈夫だと思います。
注意点のリストは特に大事なので、忘れそうな人はブックマークなどをしておくといいかと思います。
僕自身、過去に一度契約書無しで入居してしまい、後でトラブルに巻き込まれてしまった経験があるので、これから部屋探しをする人には同じ目には合ってもらいたくありません。
その後長きに渡るとてもストレスなやり取りがオーナーの人と続き、最終的には問題は解決できましたが、二度とあんなトラブルは経験したくありません。
(部屋を貸し出していたオーナーが少しイカれた人だったが原因と言いたいですが、結局は僕が最初に契約書を貰わなかったのがいけないです。)
異国の地での部屋探しというのは、最初はすこし緊張します。
ただ部屋を自力で探すのも留学の貴重な経験の1つとなるので、1人で部屋を探す価値は十分にあると僕は思っています。
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KAI(World Map Japan 代表、マーケティング担当、ライター)
在住国:現在エストニア在住、過去カナダに5年間在住
海外歴:7年
今までに訪れた国:32カ国
話す言語:英語、スペイン語、エストニア語(勉強中)
資格:英検1級、TOEIC940
ひとこと:世界各国の全ての情報がこのサイトで閲覧できるよう日々活動していますので、どうぞ宜しくお願いします!