英語を学ぶため、海外留学してみよう!と思い立った時、いちばん最初に考えるのは「さて、どこの国にいこう・・・?」ではないでしょうか。
実際わたしもそうでした!
アメリカ・オーストラリア・カナダなど英語を学べる国はたくさんある中で、「イギリス・ロンドン留学」と聞くと、
「いつも曇っている・・・」
「学費や物価が高くて予算が合わない」
「ごはんがまずい」
などのイメージがありますよね。
しかし今回はそんなイメージを払拭するため、実際にロンドン留学を経験した私が、
「ロンドン留学をおすすめする6つの理由」をご紹介します。
Contents
1、本場のイギリス英語が学べる
世界にはアメリカ英語やオーストラリア英語など、さまざまなものがあります。
日本語にも標準語や関西弁などがあるように、英語も国によって方言やアクセントが大きく変わってきます。
その中でもイギリス英語は上品で最もセクシーなアクセントとも言われており、
私もロンドンに降り立ち、初めて現地のイギリスアクセントを聞いた時は、「これがイギリス英語か!!!」と感動したのを今でも鮮明に覚えています。
また日本の教育ではアメリカ英語が主流となっていますが、世界会議など、各国の代表があつまる公式的な場所では、スペリングや語彙はイギリス英語を使います。
そして英語を公用語にしているほとんどの国が、イギリス式の英語を使っており、ヨーロッパの国々もイギリス英語を基本的に学習します。
(わたしのヨーロッパ出身の友人達は、みな英語が堪能なのですが、アメリカ英語は苦手との事でした。)
やはり同じイギリス式英語スピーカーだとコミュニケーションもとりやすく、
また他の国より丁寧な言い回しが多いため、ビジネス向きであり、将来海外のビジネス現場で働きたい方には特におすすめです。
2、高レベルな教育機関
古くからの歴史があるイギリスは、世界で一番古い大学がある事でも知られています。
例えば、多くの日本人が一度は耳にしたことがあるオックスフォード大学は創立1096年と英国圏で最古の大学です。
そのほか、ケンブリッジ大学 (創立1209年)、エジンバラ大学 (創立1583年)など歴史の古い有名大学もイギリスには数多くあります。
昔から教育の質にはこだわり続けており、現在でも大学や専門学校などは、政府によって教育水準が管理されているため、世界トップレベルの教育環境が揃っています。
また語学学校も、British Councilなどの公的な機関からの認定制度があり、その認定を受けた語学学校を選ぶ事でより、安心して高レベルな授業を受ける事ができます。
わたしもその認定を受けたロンドンの語学学校に通ったおかげで、とても満足いく学校生活を送れました。
またラッキーにも、その質の高い教育を受けに世界中からロンドンにやってくる留学生は、やはりみな意識が高いです!!
そのパワーにぜひ乗っかってしまいましょう!
3、多様な英語アクセントに出会える
ロンドンは世界屈指のMulticultural City(多文化都市)です。
ロンドンでは約200以上の言語が話されており、そしておよそ1/3のロンドナーは外国出身とも言われています。
実際に地下鉄の中で聞こえてくる英語以外の言葉や、街を歩いて見えてくる多国籍なレストランや食料品店などの多さには驚かされます。
今や英語は世界共通語であり、世界中の人が英語を話す時代です。
そのため、英語を母国語としない国も、それぞれ独特のアクセントがあります。
その多様なアクセントを理解する事も、英語スキルのひとつで、それを鍛えるのにはもってこいの場所です。
また私が語学学校に通っていた時は、午前クラスの先生が生粋のロンドナーで、午後クラスがスコットランド出身の先生でした!
そのようにロンドンでは多様な英語に触れるチャンスがたくさん転がっています。
4、日本人が少なめで語学力が伸びる
とても人気なロンドン留学ですが、意外と日本人留学生は多くないようです。
実際、私が通っていた語学学校でも日本人の方を見かける事は少なく、ヨーロッパ圏や南米からの留学生がほとんどを占めていたように感じます。
同じ日本人の方が少ないと、少し不安に思う気持ちもわかります。
しかし日本人ばかりで集まってしまうと、日本語で話す機会が多くなってしまい、これは語学力がなかなか向上しない原因にもなります。
せっかくはるばるロンドンまで来ているのなら、いろんな国の方と交流した方が楽しいですよね!
また英語で話す機会も多くなり、英語でのコミュニケーション能力が自然と身に付きます。
語学は使えば使うほど上手になるので、日本人が少ない環境はメリットと言えるでしょう。
5、意外と節約できる
ロンドン留学となると、「物価」が気になる方も多いのではないでしょうか?
イギリスの付加価値税(日本でいう消費税)は20パーセントもあり、およそ日本の2倍である事を考えると、確かにちょっと不安に思いますよね。
しかしこの付加価値税、何もかもにかかるわけではありません!
食料品などの生活必需品に関しては、課税されません。
実際にスーパーマーケットを覗いてみると、意外にも野菜やパンなどは、
日本とあまり値段は変わりません。(むしろ日本よりも安い時もあります)
なので、この非課税商品をうまく利用することで節約が可能です。
またロンドンには、学生割引が適用される場所がたくさんあります。
例えばレストラン、映画館などの娯楽施設、美術館や博物館が当てはまります。
(美術館や博物館に関しては、学生に限らず入場無料のところが多いです)
また交通機関も、学割が適用されるサービスのひとつです。
ロンドンは、とくに地下鉄の交通費が高くなっており、もし通学で毎日地下鉄を利用する場合はコストがかかってしまいます。
しかし学生の方であれば、学割を使うことで地下鉄やバス料金が通常料金から30%近く割り引きすることができます。
交通の面でいうと、私も地下鉄を利用して通学していたのですが、時間に余裕のある帰りは、比較的安いバスを利用したり、徒歩で街散策したりしながら、
プチ観光して帰っていました。
ロンドンの歴史とアート溢れる街並みを楽しみながら、節約もできるなんて最高です。
そんな風に、ちょっとの工夫で節約ができる方法がたくさんあります!
ぜひ自分なりの「節約術」を探してみてくださいね。
6、気軽にヨーロッパ旅行にいける
せっかく日本から遠く離れたヨーロッパに来たのなら、いろんな国に旅してみたいですよね!
ロンドン留学の魅力のひとつとして、週末や学校の休み期間を利用して、気軽にヨーロッパ旅行にいける事が挙げられます。
例えばロンドンからフランスのパリには電車(ユーロスター)を使って、およそ2時間半で行くことができます。
観光地としても有名なイタリア・ローマや、スペインの首都・マドリードには、飛行機でおよそ2時間半しかかかりません。
しかも、Ryanair(ライアンエアー)などの格安航空会社を利用すれば、移動費も低コストで済ませる事が可能です。
また国外旅行だけではありません。
イギリスにはロンドン以外にも魅力的な場所がたくさんあります。
例えば、『ハリーポッター』の映画ロケ地として使われたオックスフォード大学がある、Oxford(オックスフォード)には、ロンドンからバスで1時間半程です。
また古代ローマ人が作った温泉浴場が残り、街全体が世界遺産登録されているBath(バース)には、電車でおよそ1時間半と週末旅行に最適です。
ちょっとした気分転換に、週末旅行で魅力的な国や街に遊びにいけるなんて、旅行好きからしたら夢のようですね。
最後に
以上、わたしからのロンドン留学をおすすめする6つの理由でした。
イギリスはヨーロッパでも数少ない英語圏の国であり、中でもロンドンは歴史ある伝統の趣を残しながらも、ファッションや音楽など、世界最先端のカルチャーを発信する魅力あふれる街です。
ぜひ皆さんも、そんな魅力的なロンドンで、人生一度きりの留学体験をしてみてはいかがでしょうか?

大阪にてアパレル会社に勤務し、ファッションに関わるお仕事をしていましたが、世界中の国旗をおぼえるのが大好きだった子供の頃からの夢を捨てきれず、オーストラリア・イギリス留学に挑戦。旅行が好きなこともあり、ヨーロッパとアジアをバックパッカーで旅し、2020年より再度ロンドンに渡英予定でしたが、コロナウイルスの影響で断念。現在は日本でWebライターとして活動中。