イギリス

イギリスに中長期滞在するなら知っておきたい現地の買い物事情

イギリスで家庭の身近にあり、日本で言う、マイバスケットやイオン、イトーヨーカドーなど代表的と言えるスーパーマーケットはこの4つ、Sainsbury’sASDATESCOM&S です。

それぞれのスーパーマーケットで取扱商品が異なるので、私は日常の買い物をする際、この4つのスーパーを使い分けて生活をしています。

この4つのスーパーマーケットはどれも大型の規模なので、スーパーの中で困ったときに店員を探すのも一苦労です。

ここでは、イギリスのスーパーマーケットに行く前に知っておいた方が良いことを現地情報としてお伝えいたします。

イギリスのスーパーマーケットでは何でも揃う!

雑誌と新聞は、出入り口近くに、小さいパックのスナックやチョコレート、サンドイッチなど、大抵のスーパーマーケットの入り口近くはコンビニエンスストアのように必要なものをサッと買って出ていけるような一角があります。

大きなところですとカフェが併設されていて、食事も一緒に楽しむ事ができます。

その他取扱商品は、本、家電、小家具、インテリアアイテム、化粧品、文具、掃除用品、ペット用品、子供から大人まで下着から衣服、酒類など、食品類に限らず生活に必要なものがほぼ揃います。

インテリアアイテムは、各スーパーマーケットでセンスが異なりますので、そのストアも覗いて比べてみるといいかと思います。

衣類は、子供の小学校で着る制服なども扱っていて便利です。

また、宝くじの販売があったり、結構豪華な花束が売っていたりもします。

 

ショッピングバッグと1パウンドコインを持ってスーパーマーケットに行こう!

イギリスも日本同様、ショッピングバッグは有料です。

だいたい20ペンス前後からお店で買う事ができます。

値段が少々高めなこともあり、丈夫にできていて、イギリスの皆さんはお店で購入したビニール袋を何度も利用しており、別の店の袋でも堂々と買い物に使います。

日本のようにオシャレで多様なショッピングバッグを購入して利用している人の方が少ないように思います。

ショッピングバッグはレジで購入できますし、大抵「袋持ってる?」と聞いてくれますのでその時に買えるので忘れても大丈夫です。

大抵のスーパーマーケットの入り口近くではショッピングカートが置かれていて、イギリスでは、トローリーTorolley)と呼ぶ方が一般的かもしれません。

ここが日本とは違うところですが、このトローリーを利用するには£1コインが必要です。

ハンドル部分にコインを投入し、盗難防止のチェインを外し、いざ中に入ります!

この£1は使い終わった後に戻ってきますので実質無料ですが、トローリー(ショッピングカート)が必要になる場合は必ず£1コインを持参しましょう!

プライベートブランドを狙うとお買い得

月々の生活費を少しでも抑えたいという方は、各スーパーのプライベートブランド製品を選ぶことがポイントです!

それぞれのスーパーマーケットで多彩なプライベートブランド商品を用意しているので、他の商品と比べると価格がかなりお得です。

例えば、有名ブランドのハインツのトマトケチャップと、スーパーのプライベートブランドの物を比較すると1/3くらい価格が違います。

食品は売れ筋だけでなく、レアなものまでプライベートブランドで販売している場合もあります。

例えば、Sainsbury’sではあられが売っていたり、ASDAでは缶詰のあずきを買う事ができますが、いずれも驚きのプライベートブランドです。

大抵のスーパーマーケットでプライベートブランドの醤油を見つける事ができますが、まるであらかじめみりんが入っているかのような甘めの味になっています。

私は、調理に便利なので日本の醤油と使い分けをしていますが、だんだんと慣れてくるとどっちでもうまく使いこなせるようになります。

文房具、家電、ドリンク、肉、乳製品、パン、冷凍食品などなど、大手老舗メーカーのちょっと高い商品の横にプライベートブランドが並んでいます。

味は全く同じわけではありませんし、同じものでも各スーパーマーケットによっても質や素材などが異なります。

短期滞在であれば、節約するためにはプライベートブランドが一押しです。

滞在期間に余裕があれば、ぜひ違うスーパーの商品を買い比べてみて、お気に入りのプライベートブランド商品を見つけてみてください。

 

スーパーマーケットで薬が買える

イギリスに来て驚いたのが、スーパーマーケットや、ちょっとした小売店でベーシックな薬品を買う事ができます。

例えば、鎮痛剤、咳止め、下痢止め、喉の痛み、総合風邪薬、子供用のシロップタイプの薬など、急に欲しくなった時にとても助かります。

薬局が見つからなくてもスーパーマーケットに行く事ができれば、大抵の市販薬は手に入れる事ができますので、緊急の場合はパッケージをよくみて購入する事ができますので覚えておくといいと思います。

ここでもプライベートブランドの薬があり、安く購入できる場合があります。

自分の症状を事前に英語で検索してからショップに向かうと万全ですね。

 

野菜は計り売り

野菜コーナーにはビニール袋に入っているものと、キャベツやジャガイモ、人参、バナナなど好きな量やサイズのものを購入するコーナーの二つに分かれています。

ビニール袋に入っているものはそのままカゴに入れていいのですが、むき出しのまま置いてある野菜は自分で計量してバーコードを出す必要があります。

大抵はシンプルなシステムで、はかりの上に野菜を乗せ、購入する野菜の写真や名前をタッチ画面で選択、計量すると値段が記載されたバーコードが出てきますので、野菜に貼ると最後に会計ができるという便利なシステムです。

初めは秤の存在に気がつかず、持っていけばレジで日本のようにピッとしてくれるのかと思っていましたが、イギリスでは全てセルフサービスでした。

お気をつけくださいね。

 

冷凍食品が豊富

もし、滞在している場所に大きな冷凍庫があるのであれば、ぜひ冷凍食品を購入しましょう。

お買い得で種類も豊富です。

同じ商品でも他メーカーから商品が出ていますので選ぶのも楽しいです。

魚、肉、野菜、その他ピザやパイ、フィッシュ&チップスももちろんあります。

餃子の冷凍が販売されているのを見ました。

他にもカツカレーなどレンジでチンで食べられる簡単料理も比較的安くて豊富ですので利用価値があります。

アイスクリームの種類も豊富なのでぜひ試して見てください。

 

日本食も買える

昨今のイギリスでの日本食ブームが定着したこともあり、ベーシックな日本食はイギリスのスーパーマーケットでも購入する事ができます

これは大変ありがたいですね。

海苔、米、醤油、みりん、日本酒、ごま油、胡麻(ベーキングコーナーか他のナッツ類と売っています。)などがイギリスの日本食ブランド、もしくはスーパーマーケットのプライベートブランド商品で買う事ができます。

他にも韓国食材、中国食材などもだいたい同じコーナーにありますので、キムチや紹興酒なども手に入ります。

日本メーカーの物もいくつか買う事ができ、キューピーマヨネーズ、キッコーマン醤油、NISSINの焼きそば、出前一丁、GlicoのポッキーはMIKADOという名前だったり、MORINAGAが豆腐を売っていたりします。

スーパーマーケットによって品揃えが違いますし、思いがけないコーナーで日本食を見かけたりしますので、ぜひ探検して色々と物色してみてください。

 

レジは無人と有人を選ぼう

さて、買い物したい商品を選び終わったら、いよいよレジです。

レジは大抵2箇所に分かれています。

無人レジはだいぶ普及していて、日本と同じようにセルフで会計を行います。

注意点としては、無人レジの場合はタッチパネルの画面を読みながら会計を進めて行く必要がある事、またカード決済のみの場合があるので現金で支払いたい場合はキャッシュの利用ができる無人レジを探す、もしくはスタッフのいる有人レジを選びます。

有人レジの場合、どんなに多く買い物していたとしても、自分でベルトコンベアに商品を乗せていきます。

全部乗せ終わったらスタッフがスキャンしてくれます。

この際に大抵聞かれるのが「ショッピングバッグは持っているか?」と「ポイントカード、クラブカードを持っているか?」という質問です。

わかっていれば何となく理解できれば対応できますよね。

袋詰め作業は、スキャンし終わったら会計前であってもどんどん入れていってしまわないと間に合わないので、躊躇なく袋に入れましょう。

その後合計金額を支払って終了です。

 

帰り道にフードバンクを発見

余談ですが、スーパーマーケットなどの会計が終わった後の通路でよくフードバンクの箱を見かけます。

大抵ビスケットや缶の食品がたくさん入っていて、身近な場所でチャリティーが盛んなのが伺えます。

小さい頃から自然と目にし、チャリティーが慣習になっているのがイギリスなんですね。

これだけ予習をすれば、イギリスでドキドキする事なく買い物ができそうですね!

ぜひ大きなスーパーマーケットでショッピングを楽しんでくださいね。

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