コロナ禍での留学って楽しいの?
ヨーロッパでロックダウンしてたりしているし渡航しても大丈夫なのかな?
そんな風に悩んでいる人も多いかと思います。
今回はコロナ禍で留学を経験した私が、今の時期のマルタ留学について感じたことを、良いことも悪いことも含めてご紹介します。
Contents
メリット①:時間の有効活用ができる
コロナの影響で今の時期できることって限られていますよね。
大学生ならオンライン授業で授業体制に不満を感じたり。
思い切って今年度を休学をして留学に来ている大学生や、オンライン授業とマルタの学校を両立している人もいました。
私もその一人で大学を休学して留学をしていました。
結果的に、昨年(2020年)の渡航はやや無茶でしたが、結果的には正解だったように思います。
メリット②:語学学校がディスカウントやキャンペーンを行っている
コロナの影響で生徒数が減り、語学学校側も経営的に厳しいことも背景にあり、大幅なディスカウントキャンペーンを行う学校も増えてきました。
さらに1クラスあたりの人数も少なく、コロナ前よりも小人数で勉強に集中できます。
特にビジネスコースや資格検定コースは、人数が少なく、時にはマンツーマンになることも!!
お得ですよね!!
メリット③:色々な国の人と出会える
今現在留学、入国できる国の数は少なく、様々な国の人たちがマルタにやってきます。
コロナ以前の事に関してあまり把握出来ていないのですが、コロナ禍でもヨーロッパ、アジア、南米さまざまな国の人々に出会うことができました。
さらに、本来はリゾート地でアジア人以外は短期留学生が多いマルタですが、今の時期は意外とどの国からの留学生も長期留学生が多いです。
長期留学だと、仲良くなってもすぐ友達が帰国してしまい、寂しい思いをすることが多いので、長い間仲良くできる友達がいるのは大きな魅力です!
メリット④:チャンスがあれば旅行もできる
今の時期日本からヨーロッパへの旅行は見通しが立たず、なかなか踏み切れないと思います。
入国条件等、気を付ける事は沢山ありますが、マルタにいることでシェンゲンエリア内への旅行へのハードルが下がります。
ここまでは、コロナ禍でのマルタ留学のメリットをいくつか挙げてみましたが、今度はデメリットについてもお話していきたいと思います。
デメリット①渡航リスク
マルタはアンバーリストと言う制度を導入しており、簡単に言うと
⒈ グリーンリスト; 隔離不要、PCR検査結果の提出義務なし。
⒉ アンバーリスト: PCR検査結果提出義務(72時間以内)又はマルタ到着後空港で検査。
⒊ 基本的にマルタへの渡航は許可されていないレッドリスト
の3つがあります。
数か月前の私が渡航した際は、グリーンリストだったのですが、現在はアンバーリストに振り分けられています。
このリストですが、1か月毎に更新される等の明確なルールはなく不定期に更新されます。
と言うことは、、、渡航寸前に変更されてレッドリストに載ってしまった場合、最悪渡航できないということになります。
私も渡航寸前までこのルールにおびえて毎日はらはらしていました。
デメリット②:学校がいつ閉まるか分からない
せっかくの留学、オンライン授業なら別に日本でも出来ちゃいますし、できれば対面で授業を受けたいですよね。
絶対対面授業じゃないと嫌だ!!という人は、今の時期は留学しない方がいいかもしれません。
なぜならオンライン授業に切り替わってしまう可能性が少なからずあるからです。
実は、私もそれを経験したひとりです。
具体的には、次のような理由で学校が閉鎖されてしまいました。。
マルタのコロナウイルス関連のルールで学校を開けることができない。
私がマルタの語学学校に通い始めて2日目。
突然の休校を知らされ、その後夏まで学校が開くことはありませんでした。
2020年春のマルタ1度目のシャットダウン。
次は2021年3月のマルタ2度目のシャットダウンで、残念ながらマルタ留学最後の1か月あまりはオンライン授業を受けなければいけませんでした。
コロナウイルス患者が学校ででてしてしまった為。
これは学校によって対応が異なりますが、私の学校は少人数のため学校は一時閉鎖。
全員PCR検査を受けなければいけない事になりました。
コロナウイルスになってしまった子と同じクラスの生徒に関しては2回のPCR検査を行っていました。
PCR検査を行い陰性であれば解放される予定でしたが、結局みんな濃厚接触者と言うことで1週間から長い人なら3週間隔離されることになってしまいました。
その間はもちろんオンライン授業でした。
学校内で生徒が1人でも感染したら、濃厚接触者をきっちりと探し出します。
同じフラットに住んでいる人、同じクラスの人をはじめドンドンと芋ずる式に隔離、検査されることになります。
運悪く隔離明けに、またコロナの生徒の濃厚接触者になってしまって2回連続で隔離されている人もいました。
流石に可哀想でした...。
このように自分自身がきっちり対策を行っていても、ルームメートやクラスメイトが感染することで自分にも影響を受ける事もあります。
デメリット③:思い描いた留学生活にならない可能性あり
留学生活、特にマルタ留学は、こう言っては何ですが、マルタ留学はパーチャビルのバーに行ったり、パーティーをしたり、ビーチに行ったりと、どうしても遊びがメインの留学生活になります。
ロックダウンとまでは行かないものの、スーパー等の必要なお店以外が閉まってしまう可能性は大いにあります。
私も学校がオンライン授業になり、ほぼすべてのお店が閉まってしまったときに、
留学生活全然楽しくないし思っていたのと違うよ...
と、すごく落ち込んだのを覚えています。
今考えればハイシーズンへの準備のためにシャットダウンをして準備を減らしていたのかもしれませんが。
その甲斐もあってか、6月から観光開始でレストラン、バー等ほとんど全ての施設がオープンするようです!
これからマルタ留学に行こうと思っている人には朗報ですね!
いつ閉まってしまうかは分からないので、先延ばしにせずに開いている内に色々なところに出かけるようにしてください!
ちなみに、滞在方法はホームステイ、学校寮、ホテル(自己手配)の選択肢がありますが、この時期の留学は、断然学校寮をおススメします。
学校寮に住んでいれば独りぼっちになることもありませんし、もし仮にシャットダウンをしてしまったとしても、みんなで映画を見たり、カードゲームをしたりおうち時間を楽しむこともできます!
私は、フラットメイトたちのおかげでシャットダウンを乗り越えることができました!
最後に
以上、コロナ禍で実際にマルタ留学を体験した私から、いくつかメリット、デメリットを挙げてみました。
参考になりましたでしょうか?
全ての事に共通していえることは、今の時期の留学で一番大切なことは、”情報収集への積極性”と”臨機応変さ”だと思います。
エージェントを通している方や、日本人スタッフが学校にいる方は、日本語でマルタ内の情報を得ることができるかと思いますが、自分自身でもニュースをチェックしたりするのは英語力アップにもつながりますし、何より情報が早いです。
こんな不確定要素が多い中で、思い通りに行かなかったり、予想外の出来事が起こったり。
正直、イライラとすることが多いかと思います。
もし仮に自分のしたかった事が出来なくなってしまったとしても、他に何かできる事がきっとあるはずなので、臨機応変に方向転換をできる人はコロナ禍でも充実した留学生活を送れるのではないかと思います。

時間さえあれば、すぐにリュック一つで海外に飛んで行ってしまうほどの旅行好きな20代。海外旅行は好きでも英語はあまり話せず。英語が話せれば今よりも100倍旅行が楽しくなるのではないかと思いマルタ留学を決意。
海外の魅力にさらにハマり、次はワーキングホリデーを利用し海外で働くために貯金中。