語学学校ってどこでも同じだと思っていませんか?
留学選びで1,2を争うほど大切な語学学校。
長期留学ならば、一番と言っても良いほど大切なのではないでしょうか。
こちらの記事では、筆者が過ごした語学学校での経験や失敗、更に他の学校の友人から聞いた情報をもとに書いています。
Contents
語学学校 〜EC Malta校〜
マルタ島は、約316㎢のプチ国家。
だいたい東京23区の半分ほどのサイズ。
ですが、語学学校はマルタ島、ゴゾ島合わせて40校もあるんです!
学校規模も小規模から大規模までさまざま。
もちろん教育方針も学校によって全く違います。
そんなたくさんある語学学校の中でも、学校生活が一番楽しそうだった語学学校は、セントジュリアンズの中心地に位置している”EC ~Malta校~”!
学校も綺麗で設備も整っており、寮も比較的綺麗です。
学生寮の綺麗さについてですが、日本人は比較的綺麗好きなので、留学に来る際に住む場所が綺麗なのは当たり前!と思って留学に来る方がいます。
しかし現実は、マルタには恐ろしいほど汚く、不衛生な寮もあったりします。
ですので、毎日生活する学生寮が綺麗な場所であって欲しい!という方は、”EC ~Malta校~”を選べば間違いないです。
EC English Maltaの公式ホームページ:
https://www.ecenglish.com/en/english-courses
生徒数の多さと生徒の年齢差
さて、”EC ~Malta校~”の魅力についてですが、何と言っても生徒数が多いこと!
コースは最低16歳から。
様々な国からの生徒を受け入れており多国籍!
更に、若者から大人まで幅広い年代の人と出会うことができます。
クラスルームはなんと44つあり、学校最大収容人数は、約500人。
私の語学学校の約10倍にものぼります。
多くの生徒と出会いたいけど、落ちついた環境で学びたい。
そんな方々にもおススメできる学校。
そして、なんと”EC ~Malta校~”には、オーバー30歳以上の専用のコースもあるんです!
個人的な体験談ですが、筆者の学校はECと違い、クラスが年代別に分けられておらず、65歳のおじいさんとペアになった際のペアワークが、なかなか大変でした。
人に寄っては生徒の間に大きな年齢のギャップがあっても全く気にしないような方もいるとは思いますが、やはりそれを気にする方もいるので、年代別に区切られたクラスがあるというのは、大規模の語学学校であるからこそできる魅力の一つです
あらかじめ年代別に分けられた学校に行くことで、このような年齢のギャップで悩むことも少なくなることでしょう。
フラットメイト
海外で暮らす上で避けることのできないフラットメイト(ルームメイト)問題。
筆者もフラットメイトとの問題に沢山悩まされました。
マルタ到着後、早速問題が発生した時のこと。
学校スタッフに身振り手振りで伝えようとするものの、伝わらない。
学校に日本人生徒がいなかったため、伝えるすべ無し。
そんな時に助けてくれるのが ”日本人スタッフさん”。
例えば、マルタで多くある寮のトラブルは、ルームメートとの生活基準が合わない、フラットの使い方が汚い等です。
バケーション兼留学で訪れる人が多いマルタでは、ナイトライフを切り離す事ができません。
ナイトライフが中心と言っても過言ではないです。
昼間は学校に行き、夜はパーチャビルで遊び、ルームメイトが深夜2時や3時に家に帰ってくることも。
これは決して珍しいことではありません。
このようなことが重なると部屋変更をしてほしいと思う事もあると思います。
しかし、小規模学校の場合は学校寮が1つしかない、空き部屋数があまり多くないなどの理由で、部屋の変更が難しい事が多いです。
私自身経験済みで、私の学校は寮を現在1つしか開けていません。
その為、空き部屋が少ないため部屋を移るのは難しいと断られるケースも多かったです。
ECはマルタ内に沢山の寮を持っている為比較的簡単です。
お引越しも3回まではタクシーを配車してくれるとか。
どのフラットも広くて綺麗でした!
ECはホームステイから寮への変更、寮からホームステイへの変更も可能です。(別途追加料金が発生することもあり。)
学生ビザ
1〜2週間の短期留学でしたらあまりお世話になることは少ないかもしれませんが、マルタでは3か月以上の留学だと学生ビザの申請が必須になります。
マルタでは、現地到着後にビザ申請のプロセスを開始することになります。
慣れない環境で暮らし、勉強しながら、ビザの申請準備も1人でするのは、なかなか大変な作業です。
今はコロナの影響でコロコロと申請方法が変わっています。
日本人はほとんどビザ申請を却下されることはないそうですが、稀に書類不備等で却下されるケースもあるそうです。
自分で申請するのも勉強になりますが、もしもの為に日本人スタッフさんにチェックしてもらう方がいいかもしれません。
日本人のいる環境と英語の上達
皆さんの中には、日本人スタッフが在中している学校って日本人が多いんじゃないの?と思った方結構多いんじゃないでしょうか?
私も語学学校を決めるときの条件の一つに、”日本人が少ないこと” これを含んでいて、日本人スタッフがいる学校は排除していました。
私がマルタに渡航して初めに後悔したことは、日本人が全くいない学校にしたことです。
短期間で集中的に英語を学ぶ短期留学のような期間の場合は、むしろこのような環境に身を置いた方がいいでしょう。
しかし、1年ほどの長期留学になってくると時々日本語が話したくなります。
マルタの情報を共有したり学校の悩みを相談し合ったり、長期留学にはそんな人も必要なんじゃないかな、と思ったり。
そして今話せる英語のレベルにもよりますが、インターミディエート(中級レベル)以上になれば、クラス内の母国語出没率も下がります。
プレインターミディエート位(初中級)のレベルのクラスでは授業中にちょこっと母国語で話している生徒もいましたが。
私は個人的に、「日本人が多い=英語が伸びない」ではないと思います。
日本人が多くても、せっかく留学に来ているんだから!と日本語でばかり話さないよう気を付けてさえいれば、日本語で溢れかえる事はないのではないでしょうか?
私の学校は、特にフランス人が多い学校でした。
彼らも日本人と同じくフランス語話者と固まる傾向にあるのですが、フランス人とつるまないように別の国籍の子たちと過ごすようにしている子や、フランス人にも英語で話すようにしている人もいました。
もし英語に自信がないなら、日本人の友達とその友達の外国人と一緒にビーチに行くとか工夫次第。
環境は努力で少しは変える事ができると思います!
このような点からも語学学校は大規模の方がいいのではないかと思います。
学校の生徒の人数が多ければ、友達選びの幅も広がりますし!
スクールアクティビティー
語学学校では毎日スクールアクティビティーが開かれていて、学生割引が適用された価格で観光地やレジャー施設に遊びに行けますよ!
今はコロナの影響で開いていないですが、大人数グループで、レーザータグ(シューティングゲームのようなもの)に行ったり、ボウリングに行ったりと、学校が毎週のように学生たちが楽しめ、友達の輪を広げられるようにアクティビティーを企画してくれます。
学生割引が効くのは学生の特権なので是非とも活用してみてください!
語学学校によってアクティビティーの頻度やアクティビティーの種類などが違うので、そこも語学学校を選ぶ際にお忘れなくチェックしてくださいね。
エージェントを活用
語学学校を選ぶ時のヒントとポイントは、エージェントを活用する事。
インターネットで留学エージェントを探すこともできますが、おすすめは、日本で年間何度か行っている留学フェアに行ってみる事です!
留学フェアでは、留学経験のあるスタッフさんや現地の語学学校のスタッフさんが出向いていることもあります。
パンフレットで見るだけでは分からない事やキャンペーンを行っていたりするのでおススメです。
この際の注意点は、その場で即決してしまうのではなく、必ず相見積もりを取ること。
エージェントによりますが、相見積もりを提示することでその値段まで下げてくれることや、何かおまけを付けてくれる事もあります。
エージェントを使うことのメリットは、契約等面倒くさいことを行う時間の短縮、英語に自信がない人にはすごくお勧めですが、英語に少し自信がある方は、直接語学学校と契約をする方が安いケースもあります。
エージェントを活用するのか、自分で直接学校に申し込みをするのかは、自分にとって何が優先なのか考えて賢く決断するのがいいと思います。
最後に
今回のマルタの記事では、留学のメインである語学学校について私自身の経験を踏まえて書いてみました。
特に長期留学の方々は、語学学校なんてどこでも一緒だろうと投げやりにならずに、くれぐれも慎重にゆっくりと時間をかけて学校選びをしてみてください。
皆さんが自分に合った良い学校に出会い、充実した実りあるマルタ留学生活を送ることができますように。
以上マルタの語学学校事情についてでした。

時間さえあれば、すぐにリュック一つで海外に飛んで行ってしまうほどの旅行好きな20代。海外旅行は好きでも英語はあまり話せず。英語が話せれば今よりも100倍旅行が楽しくなるのではないかと思いマルタ留学を決意。
海外の魅力にさらにハマり、次はワーキングホリデーを利用し海外で働くために貯金中。