トルコ

穴場だけど魅力たっぷりのトルコ留学をご紹介!留学先に迷っている方必見!

海外留学をしたい!と思い立った皆さんが、まず決めるのは留学先ではないでしょうか。

留学の目的は、語学や研究、スポーツなど様々なので、学びたいことがすでに明らかな場合は、その場所に渡航するのが1番です。

しかし「なんとなく留学がしたいけれど場所を決めかねている」「どこに留学すれば成長できるだろう」「自分に合った国が見つからない」と悩んでいる方がもしいるなら、トルコ共和国を留学先の候補に入れてみてください。

私は実際にトルコに留学し、結果としてとても良かったと満足しています

ここでは、私の実際の留学経験を元にトルコ共和国を留学先に選ぶ理由を紹介していきます。

トルコ留学の種類

まず、トルコでの留学は大きく分けて以下の3つがあります。

語学学校に通う

トルコ国内では、外国人向けにトルコ語のコースを開いている語学学校がたくさんあります。

期間や価格、レベルも様々ですが、多くは初心者から受け入れており、また生徒も外国人なのでいろんな国の友達ができます。

規模が大きいところでは、学校が寮をもっていることもありますが、ホームステイ先を紹介してくれるところもありますので、ホームステイという滞在方法を選ぶと授業が終わっても生のトルコ語に触れていられます。

私が通った語学学校では、はじめに簡単なテストでクラス分けをされ、教室ではアメリカ、ロシア、シリア、イラン、韓国などの国籍の生徒と出会いました。

また、私は寮ではなくホームステイをすることを選んだので、休日はホストファミリーと観光地に出かけることもありました。

 

大学に通う

私のおすすめはこちらです!

大学生の場合は、通っている大学の協定校としてトルコの大学に留学できるかもしれません。

そうでない場合も留学生を受け入れている大学はあり、その場合は個人で手続きを行い、条件を満たすことで入学が可能です。

留学生向けのコースのみ受講できるのか、現地の学生と同じ授業に参加できるのか、については大学や留学期間によります。

大学に通うことができると、日本のサークルのように、現地大学のクラブ活動に参加できることもあります。

私が個人手続きで留学した大学では、試験の成績、志望理由書、推薦書などの書類の提出で合否が決まりました。

大学をおすすめする理由は、授業やイベント、クラブ活動など、経験できることが圧倒的に多いからです。

大学によっては授業が英語で行われることも、トルコ語で行われることもありますが、現地の大学生に囲まれているので特にトルコ語の習得はしやすい環境です。

また、その国のリアルな生活を学生から教えてもらうことができます。

 

インターンシップをする

インターンシップとは、勉学や研究ではなく、トルコで働く環境を体験できる留学方法です。

学生団体や一般企業、NGO団体などの窓口から申し込み、仕事を紹介してもらうのが一般的です。

事務、教育、農業、ITなどいろいろな職種から選ぶことができ、期間や給与は持っているビザによって異なります。

窓口となる組織によっては、居住地としてアパートを紹介してもらい、他のインターン生とルームシェアをすることもあります。

お金を稼ぐことではなく「その国の働き方を知る」ということが目的なのでアルバイトや就職とは異なります。

ビジネスの現場や労働環境をリアルに体験できるので、留学後の就職にも役立ちます。

また、実際に現地のビジネスマンと一緒に働くので、出会いや人脈を広げることができるのもインターンシップならではのメリットです。

 

なぜトルコ留学?

トルコ共和国といえば、公用語はトルコ語、国民の大部分はイスラム教徒。

英語圏でもないし、生活もしにくいのでは…と思う方もいるかもしれません。

それでもトルコ留学をおすすめする理由は以下のとおりです!

人と違う経験ができる

1番単純で大きな理由です。

英語圏に比べると、トルコを留学先に選ぶ日本人はまだ少ないため、周りとは違った経験をすることができます。

トルコはアジアとヨーロッパの真ん中に位置し、東西の文化を融合した生活様式を経験することができるユニークな国であり、又、イスラム教国家の中でいち早く西欧化を進めた歴史がある背景から、中東地域の中でも独特な文化に触れることもできます。

生活の中でトルコ語を習得すれば、英語以外の言語を身につけたという強みにもなります。

ちなみに、トルコ語はアルファベット使用で文法構造が日本語と似ており、日本人にとって比較的学びやすい言語といえます。

 

近代的な都市がある

留学するならば、トルコ国内でもイスタンブールやアンカラ、イズミルといった大都市を選ぶことをおすすめします。

経済や文化の中心地として発展しており、インフラや交通、生活の便を先進国と比べても遜色なく住みやすく感じます。

都市部には英語を話せる現地の方も外国人も多いので、トルコ語が話せなくても問題ありません。

私が留学していたときもトルコ語を話せない留学生はたくさんいましたが、皆問題なく生活していました。

また、駐在員や研究者など日本人コミュニティも多いので、気持ちの面でも安心することができますし、イスタンブールやアンカラには大使館、総領事館もあるので万一の時には相談できます。

 

成長中の国である

トルコは、比較的安定した経済成長を続けており、日本含め多くの外資系企業が進出しています。

人口も増加傾向にあり、労働者の平均年齢も若く、都市には活気があります。

まさにいま発展をとげている国だからこそ、現地では需要や課題を肌で感じることができます。

特に若者や学生は、オープンマインドで積極的な意欲も高いので、意見を交換する中で彼らから多くの刺激を受けられます。

もし海外でのビジネスに興味があるなら、トルコという国では面白い発見がたくさんあると思います。

 

生活費が比較的安い

地域や年齢層、円相場によっても違いますが、トルコは他の先進国と比べて生活費が安いです。

学生は、おおよそ家賃含め7〜10万円あれば1ヶ月無理なく過ごすことができます。

市場で生鮮品を安く手に入れることができ、大衆食堂では500円ほどでお腹いっぱい食べることもできますし、地下鉄やバスといった交通費も比較的安く、全区間均一運賃であることがほとんどです。

光熱費、携帯料金についても、日本と比べると半分くらいの出費におさまる印象です。

 

過ごしやすい気候

もちろん地域によって差はありますが、トルコにも四季があり、イスタンブールの平均気温は東京と同じくらいです。

夏の最高気温は29℃ほどと言われ、雨が少なくカラッとしているので過ごしやすい気候が続きます。

冬の最低気温も4℃ほどですが、雪や雨が降るのは日本と変わりません。

私が滞在した限りでは、日本の気候とあまり変わらず、むしろ気持ちよく過ごしやすい日が多い印象でした。

 

観光名所が多い

トルコ国内には、歴史的な遺産や自然が作り出した絶景、美しい街並みを見ることができる観光地がたくさんあります。

そのほか、宗教建築物や博物館、活気ある市場など、留学中はぜひ観光地を巡ってみてほしいです。

トルコ国内は、国内線や長距離バスで簡単に都市を行き来できるので、国中を観光してまわるのも留学ならではの楽しみです。

お気に入りの場所がきっと見つかるはずです。

また、トルコ料理は世界三大料理の一つであり、東西の食文化を融合した食材・方法で調理されとてもおいしいです。

日本ではなかなか食べられないトルコのローカルフードや家庭料理を楽しめるのも留学に欠かせない醍醐味ですね。

 

親日家が多い

トルコと日本は、歴史の中で友好関係を築く機会がいくつかありました。

「エルトゥールル号事件」や「イラン・イラク戦争時の日本人救出劇」という歴史を聞いたことがあるかもしれませんね。

トルコでは、これらをきっかけに親日感情を持つ人が多いと言われています。

それだけでなく、日本の電子機器や技術、アニメや漫画などはトルコ国内でも人気が高く、日本に対して友好的な現地の方はとても多いです。

日本人と言うと喜ばれることもありますし、日本語を勉強している学生も多くいます。

加えて、トルコの国民性は親切で情に厚いところがあるので、困っていると助けてくれることもあるでしょう。

 

直行便がある

東京〜イスタンブール間は、約13時間で直行便が飛んでいます。

乗り継ぎをしないで済むというのは、体力的、時間的にも余裕ができます。

私の留学中は、家族や友人が日本から遊びに来る場合、また緊急で帰国する必要があった場合に、直行便があるというメリットが活きていました。

 

現地で困ること

ここまでトルコへの留学をおすすめする理由を紹介してきましたが、実際に留学して難しいと感じたこともあげておきます。

 

治安

おそらく、トルコ留学と聞いて真っ先に不安になる点は「治安の悪さ」ではないでしょうか。

たしかに、現在のトルコの状況は「まったく安全」とは言えません。

外務省の海外安全ホームページによると、イスタンブールも危険レベル1となっています。

地域によっては、退避勧告であるレベル4が出ています(2021年8月現在)。

テロ事件や衝突、デモが起きており、危害が及ぶ可能性は否定できません。

外務省の情報や現地の最新情報を常にチェックし、安全対策はもちろん、渡航の時期や場所は慎重に検討してください。

 

トルコ語

先にお伝えしたとおり、大きな都市では英語が話せる方も多いです。

なので、日常生活に大きな支障があるわけではありませんが、やはりトルコ語が理解できた方が住みやすいです。

特に郊外に出るとトルコ語しか話せない方も多くなるので、観光地ではない旅先などでは注意が必要です。

トルコ語は単語さえ覚えてしまえば、文法の並びは日本語と似ていますので、トルコに留学した際は是非トルコ語にチャレンジしてみてください。

 

インフラ

特に郊外ですが、道路状況や水道・ガスなどのインフラは、ほかの先進国に比べると不自由することが多いかもしれません。

大都市から離れるとその傾向が強いです。

 

最後に

トルコという国は、何かと難しいこともあるかもしれませんが、その反面、まだまだ日本人には知られていない素晴らしい魅力に溢れた国でもあるので、それらも含めて、周りとは違ったユニークな海外経験としてトルコ留学を楽しんでほしいです!

興味を持った方は、トルコをぜひ留学先の候補の一つに入れてみてくださいね。

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