台湾

台湾の物価は日本に比べ安いものだけじゃない?台北在住者が実情を大公開!

日本人が海外旅行したい国ランキングでたびたび紹介される台湾。

つい最近はテレビでも台湾の生活について取り上げられるなど、日に日に注目度が上がっている国の一つです。

私が台湾に移住する前にも旅行で何度か訪れていました。

食べ物は美味しくて安いし、交通料金は安くていろんな場所へ行きやすいし、最高な場所のイメージでした!

もちろん今もそう思いますが、実際に台湾に移住してからあまり日本の物と値段が変わらないものもあることに気づきました。

そこで今回の記事では、日本の物価と比較したとき、実際に住んでみて気付いた台湾の物価の実情について紹介していきたいと思います。

台湾の方が安いもの

外食・食品

台湾でとれた新鮮な果物

マンゴーやパッションフルーツやパイナップルなどは、日本と比べると格段に安く売られています。

台湾の家庭では、食後に果物を食べる習慣があるそうです。

なので、台湾料理のレストランに行くと、必ずと言っていいほど食後のフルーツが出てきます。

スイカやグアバと言った台湾ならではの果物が目立ちます。

油を多く使う台湾料理は、果物で口の中をさっぱりさせる&胃の消化を助ける働きがあるそうです。

 

ごはん屋さん

 

朝ごはんは外で食べるのが当たり前の台湾。

300円もあれば済ませられます。

ギョーザ屋、麺や、小さめの台湾料理のお店だと、100台湾ドル以下(日本円で約400円ほど)で済ませることができます。

日本人に人気の台湾料理ルーローハンは、30台湾ドルもあれば食べることができます!

外食なのに100円ちょっとでご飯が食べられるなんて驚きですよね!

ただ、カフェやレストラン、日本食を食べようとすると日本と同じくらいの値段がかかります。

 

飲み物

上の写真は、私が大好きなパッションフルーツとナタデココのドリンク。

台湾の代表的なドリンクと言えば、タピオカミルクティー。

日本でも大流行しましたよね!

日本→500円以上

台湾→200円ほど

価格の差がこれほどまでに高いとは驚きです。

現に台湾旅行から帰国した際、日本のタピオカ屋さんでタピオカミルクティーを飲もうとメニューを見たときの、この値段の高さに買う気力が無くなってしまいました・・・。

 

交通費

台湾で旅行に来た際、旅行費用が思ったより安く済ませられて驚いた経験はありませんか?

それはたぶん交通費がすごく安いおかげだからです!

 

地下鉄(20分の距離)

  • 東京駅から東京タワー →180円
  • 台北駅から台北101 →80円

 

新幹線(片道2時間)

  • 名古屋から東京 →1万円以上
  • 台北から高雄 →6千円ほど

 

タクシー初乗り

  • 日本 →600円
  • 台湾 →300円

 

日本と台湾の交通機関を比較してみましたが、台湾の交通費は安すぎますよね。

日本と比べると半額以下です。

日本にいる時は、タクシーなんて高級な乗り物だと思っていましたが、台湾では悩む必要もなく乗ることができます。

 

公共料金

電気代

台湾の一か月の電気代は、約4000円。

クーラーは、午後6時から次の日の12時までつけっぱなし。

休日は、1日つけっぱなしということもあったのですが、それでも思っていたより低かったです。

設定温度が27度と高めということも関係しているのでしょうか…。

 

水道代

台湾での一か月の水道代は、約400円。

私の家の蛇口には浄水器を付けていて、毎日2L以上は飲んでいます。

浴槽は無くシャワーのみで生活しています。

 

ガス代

シャワーを浴びたり、料理を作ったりする際に必要なガス代ですが、台湾では2ヶ月に1度の請求です。

いつも彼が払っていてくれるのですが、今回は私が払いに行くことに。

値段を見て驚愕!

毎日、シャワーを浴び外食より自炊が多い我が家にもかかわらず、ガス代は2ヶ月で480円でした!

冗談なしで二度見しました。

一か月でもなく二ヶ月分です。

驚きです。

日本で一人暮らしをしている時は、1ヵ月1000円は超えていたような気がします。

公共料金が安いのは嬉しいですよね!

 

携帯料金

1ヵ月 約833円

(400円分の通話料金と月15GBまで使いたい放題のプラン)

有効期限が1年のSIMカードを1万円ほどで購入。

台湾之星という携帯会社から出ているプランです。

台湾の携帯プランは比較的安めですが、契約期間が1年や2年からのものが多いため長期滞在者にはお勧めです。

(ネット使いたい放題&通話し放題で2000円ほど)

 

台湾の方が高いもの(もしくは日本と同じ)

*台湾の最低時給は160元(約640円)ということを参考までに。

お洒落なレストランやカフェ

たまには、ケーキ屋さんやおしゃれなレストランで食事でもしたいですよね。

ですが、台湾のごはん屋さんに慣れるとカフェの値段に注文するのを辞めようか考えてしまいます・・・。

  • コーヒー一杯→500円
  • ケーキ→600円

 

乳製品

子供のころから毎朝一杯の牛乳を飲むのが習慣づいていて、大人になった今でも続いていたのですが台湾に来てから豆乳に変わりました。

  • 牛乳1L→300円
  • 豆乳1L→150円

これを見たら、豆乳に変えた私の気持ちわかっていただけますよね!

日本では、牛乳より豆乳の方が値段が高いイメージがありますが、台湾ではその逆です。

豆乳は肌にも良いらしいので定期的に飲むようにしていますが、加糖だと砂糖の量が多いせいかとても甘いので、私はいつも微糖を選ぶようにしています。

他にも黒ゴマや黒豆など種類も豊富で美味しいですよ。

  • ヨーグルト(500g)→400円

いや、もう高すぎて久しく食べてないです。

台湾では牛乳が少なく貴重なので、国産乳を使っている製品は無条件で高くなります。

  • アイスクリーム 1箱(4個入り)→500円

この写真のアイスクリームは、台湾のお茶が使われていてとても美味しかったです!

もちろん、もっと安い商品もあります!

果物を使ったアイスや、あずきバーに似ているアイスなど、生乳を使用したアイスクリームは値段も上がります。

台湾では、外のお店で小豆やお餅などのトッピングがされたかき氷が250円ほどで食べることができるので、アイスクリームを買う頻度も劇的に減りました。

 

お菓子

日本のお菓子の種類に慣れていると、台湾でのお菓子では物足りなくなってしまうかもしれません。

日本にいる時は毎日のように食べていたお菓子も台湾に来てからすっかり無くなりました。

代わりに、豆花や台湾カステラなど、屋台で気軽に食べれる台湾スイーツを食べるようになり、豆花は豆腐だからカロリーが少ない!と自分に言い聞かせています。

  • 豆花→200円
  • ドンタコス→150円
  • オレオ→200円

 

調味料

自炊した場合、1ヵ月約3万円。

私は2人暮らしなのですが、一緒に住んでいる彼が毎食お肉を食べたい派なので少し高めかもしれません。

なので、お肉を食べる頻度を減らせばもう少し安く済ませることも可能です!

野菜は市場で買うことが多く、スーパーより安く済ませることができます。

日本人ということで、料理をする際は和食が多めです。

インドでもなく、タイでもなく、日本のカレーが一番好きなのですが、カレー粉も海を渡るとやはり高いですね。

  • バーモンドカレー→400円

インドや、タイなどほかの国のカレー粉だと少し安く買える印象がありました。

ですが、醤油やみりん、お酢などは日本と変わらないのでありがたいです。

 

家賃

台北の家賃は、ズバリ言って高いです。

なので、お隣の新北市に家を借りて台北に通う人も多いとか。

私が今住んでいるアパートは、台北市の1LDK(トイレシャワー一緒)で1ヶ月6万円です。

台湾のほとんどのおうちでは、トイレとシャワーが一緒になっています。

シェアハウスしていた頃は、台北市大安区4人部屋→30,000円ほどでした。

台湾の部屋はきれいなところとそうでないところの差が激しいです。

女性が住むとなるとやはり清潔感のある部屋がいいですが、その分値段も高くなります。

旅行などの短期滞在だと、台湾の物価の高さを感じる場面は少ないですが、台湾に長く住んでいると生活費など旅行の際には気づかなかった日本との物価の違いも感じられました。

私が今住んでいる場所が台北ということもあり、安い物より高い物の方が多く映ってしまいましたが、台中や台南だと家賃はもっと安くなり、生活がしやすいと思います。

特に台中は住みやすいランキングとしても名前が挙がっており、観光名所はもちろん海にも近くて便利な街として知られています。

 

まとめ

  • 日本の平均月給18万円
  • 台湾の平均月給10万円

台湾と日本の平均月給は、職種にもよりますが約8万円違うので、現地の企業で働くか日本の企業で働くかによっても台湾生活費の費用の価値観が違ってくると思います。

1人暮らしだと、光熱費なども考えて自炊をするより外で食べる方が安上がりの場合もありますし、自炊が得意な方であれば市場に行くとグラム単位で野菜が買えるので、慣れ親しんだ日本料理も家で手軽に作ることができます。

「生活するにあたって何を一番重視するか?」によって、台湾での生活費は安いとも高いとも感じられると思います。

せっかくの海外生活、自分に合った楽しい時間を探してみてはいかがでしょうか。

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