観光国シンガポールで訪れるべき観光名所 ※2021年S$1約82円
シンガポールは国土が狭く、2泊3日でも充分観光名所は回れてしまいます。
移動はMRT(電車)、バスの他、タクシーも簡単につかまります。
メーター制なので騙される心配もありません。
タクシーで北部のマレーシアとの国境付近から、南部のセントーサ付近まで、最長の移動をしても30ドルぐらいでしょうか。
公共交通機関は数ドルで利用できますが、結構時間がかかるのでタクシーで回ってしまう方がお得かもしれません。
今回は、シンガポールで訪れるべき王道スポットをご紹介しますが、時間が余ったらのんびりホテルのプールに入ったり、ホテルのアフタヌーンテイーで優雅に過ごしてみるのもお勧めです。
Contents
マリーナエリア
シンガポールといえば、何をおいても「マリーナ・ベイ・サンズ」、「マーライオン」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
金融街として知られるマリーナエリア一帯は、多国籍企業のオフィスが立ち並びます。
マーライオンを起点として湾を1周すると約3kmなので、地元ではいいランニングコースとしても知られています。
マーライオンはシンガポールの中では神聖なものとして捉えられており、落書きやいたずらをすると罰金となります。
マーライオンは24時間制ではないので、夜中に訪れると水を吐いていないマーラインを見ることもできます。
時期によってはプロジェクションマッピングや、光と音のショーを見ることもできます。
マーライオンの正面に位置するのが「マリーナ・ベイ・サンズ」。
マリーナ・ベイ・サンズは、カジノやショッピングセンター等を併設したホテルです。
全面ガラス張りのルイヴィトン店舗、球形のアップルショップは開業当時は話題になりましたし、屋上プールは一時期日本でもCMに使われました。
屋上プールの隣のバー、レストラン、展望エリアは一般客も利用ができますが、プールそのものは宿泊しなければ利用することができません。
特にプールからの朝焼け、夕焼け時や、夜景を見下ろす瞬間は、世界を制覇したような気持ちになること間違いなし。
ぜひシンガポールに来たからには1泊でも、マリーナ・ベイ・サンズに宿泊してみて下さい。
基本情報:10 Bayfront Ave / MRT Bay Front駅すぐ
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ
「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」は、マリーナベイサンズに近接した植物園を併設する公園。
季節や時期によって様々な催しを開催しています。
植物園自体は毎年3月に「日本の桜祭り」を開催しており、日本を愛する多くのシンガポール人でにぎわっています。
その周りの公園もかなり広大で、池があったり川が流れていたり、日本の井之頭公園に似ています。
夜になるとライトアップも綺麗でデートスポットとしてもお勧めです。
基本情報:18 Marina Gardens Drv. / MRT Bay Front駅すぐ
ブキティマ山
「ブキティマ山」は、シンガポールで唯一といっていい山です。
山というより丘です。
30分ほどで山頂に辿り着きます。
最初にきつい坂がありますが、後は比較的淡々と上ることができ、途中で猿をはじめとする様々な野生動物も見ることもできます。
また、山の近くにマレーシアとシンガポールを繋いでいた電車の路線跡や駅が残っており、帰りに少し足を延ばして見学に行くのもお勧めです。
基本情報:177 Hindhede Dr / MRT Beauty World駅徒歩10分
セントーサ島
シンガポール随一のリゾートといえば「セントーサ島」。
シンガポールの南側に位置し、砂浜を散歩するもよし、朝ビーチでヨガをするもよし、ビーチスポーツで体を動かすもよし。
島内には水族館やユニバーサルスタジオ・シンガポールもあるので家族連れでも楽しめます。(シンガポールの海はあまり綺麗ではありません。)
高級ホテルも並び、都会的な風景が特徴的なシンガポールとはかけ離れた、リゾート感たっぷりの雰囲気です。
基本情報:MRT Harbourfront駅からセントーサ・エクスプレス(モノレール)
ナイトサファリ
シンガポールにはシンガポール動物園、リバーサファリ、ナイトサファリ、バードパークの4つの動物を扱うテーマパークがあります。
どこも半日ほどでまわれるので、コンビチケット等を買うとお得に観光ができます。
4つの中で私の一番のお勧めはナイトサファリです。
(後は、シンガポール動物園は普通の動物園、リバーサファリはボートに乗って川辺の生き物を見るサファリ、バードパークは鳥を集めた野鳥園です。)
ナイトサファリでは、トラムに乗って園内を1周する間にライオン、象、さい、牛など様々な動物を見ることができます。
その後、個人で徒歩で園内を探索することもできます。
(かなり蚊が多いので、虫よけスプレーをお忘れなく。)
どれも夜行性の動物ばかりで、檻に入るより自然に近い状態で生活しているため、リアルな動物の行動を観察することができます。
夕方から開園していますが、日が沈んでからの方がより活気あふれる動物たちの姿を見ることができるかもしれません。
(シンガポールの日の入りは19時前後です。)
ゆっくり時間をかけてまわると、大体1時間から2時間ほどかかります。
昼間に1つパークに行って、夜からナイトサファリに行くのが王道のコースですね。
基本情報:80 Mandai Lake Rd / MRT Ang Mo Kio 駅からバスで20分
センバワン温泉
「センバワン温泉」は、日本の「温泉」のイメージとは大きくかけ離れる、かなりシュールなシンガポールの足湯公園。
自分で持ってきたバケツにお湯を入れ、足をつけてリラックスします。
温泉卵を作るエリアもあるので、生卵持参の人も。
シンガポールには健康ランドのような大浴場施設はありますが、本物の温泉が出るスポットは限られているので、ここセンバワン温泉はいつも多くの地元民や観光客でにぎわっています。
また、かなりマレーシアよりの自然あふれる公園なので野生の猿を見ることもできます。
全身入る浴場ではないですが、1、2時間ほど足湯を楽しめます。
基本情報:Along, Gambas Ave / MRT Canberra駅徒歩20分 もしくはバス利用
ハウパーヴィラ
タイガーバームという商品をご存知でしょうか?
タイガーバームとは、シンガポール発祥の筋肉痛や肩こりを解消する薬のことです。
シップや塗り薬のタイプがあり、アジアを中心に何と100か国もの国々で販売されています。
シンガポールでは薬局や、スーパーで販売されていて、1個数ドルと比較的安価に購入できます。
このタイガーバーム商品の考案者である胡兄弟が作った公園が「ハウパーヴィラ」です。
入場は無料。
かなりシュールな、たまに意味不明な銅像や建物が沢山あります。
じっくりと隅から隅まで写真を撮って見ていくと、公園をまわるのに3時間程かかります。
一つずつ解説がついていますので、何を表しているかはわかりますが、ではなぜそれを作ったのかは最後までよくわかりません。
かなり個性的な公園なので旅の良い思い出になることは間違いなし。
B級観光スポットの代表です。
公園内には簡単な売店とビジターセンターはありますが、飲食店はないので飲み物やお菓子は持っていくとGood。
基本情報:262 Pasir Panjang Rd / MRT Haw Par Villa駅すぐ
チャイナタウン、リトルインディア、アラブストリート
多国籍国家のシンガポールには中華系、インド系、アラブ系、マレー系と多くの民族が住んでいます。
クリスマスと年末年始は共通で休みですが、加えて旧正月、グッドフライデー、お釈迦様の誕生日、ラマダン明けを祝う日、イスラム教の犠牲祭、ヒンズー教の光のお祭り日も、シンガポールでは全て祝日になります。
すべての宗教の大切な日がお休みなのはまさに多国籍国家の特徴ですね。
文化をそれぞれ色濃く表しているエリアがチャイナタウン、リトルインディア、アラブストリートで、どこもCityエリアに位置しています。
それぞれその文化のレストランや出店が並び、例えばチャイナタウンではチャイナドレス、中華系の家でよく見る赤い飾りやお札、旧正月や結婚式で使う紅包(お金を包む袋)、リトルインディアやアラブストリートではスパイスや布類が販売され、それぞれの国の食事も楽しむこともできます。
リトルインディアにあるムスタファセンターは、格安な巨大ショッピングセンターなので、掘り出し物やバラマキ土産も見つかるかも!
シンガポールにいながら、他の国の文化も体験してみると、色々な発見があること間違いなし。
基本情報:MRT China Town駅 / Little India駅 すぐ アラブストリート最寄りはバスが便利
最後に
以上、シンガポールに来たら行くべき王道の観光名所8選でした!

初めまして、yokoです!
現在はシンガポールにて、MICE系の仕事をしています。
学生時代にアメリカ、社会人になってからシドニーにも少し住んでいたことがあるのですが、
シンガポールはかなり独特な国で、今まで訪れたどの国よりもカルチャーショックを感じる事も多いです。良くも悪くも、かなりきっちりしている国ですね。
シンガポールに実際に住んでみて感じた魅力をお伝えできればと思います!