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【イロイロ市の魅力5選】フィリピン留学行くならイロイロに行こう!!

どうも当サイトワールドマップ代表のKAIです!

僕は現在エストニアという国に住んでいるのですが、その前は色々と世界を飛び回ったりしながら、主にカナダのバンクーバーに5年ほど住んでいました。

今では海外を飛び回りながら言語に不自由することもなく、色々な人種の人々、文化に触れながら生活をしていますが、僕の海外へ出る最初の原点は2015年に訪れたフィリピンという国でした。

「日本ではなく、海外で生活するようになったきっかけは何?」

とよく聞かれる質問なのですが、僕の人生は、フィリピンで過ごした時間無しでは語ることができません。

僕はフィリピンの中央部、パナイ島(Panay Island)のイロイロ市(City of Iloilo)というところで、3ヶ月間の英語留学と、現地のNGO団体でボランティア活動を経験しました。

僕のフィリピン留学経験に関しては別記事で紹介したいと思います。

今回の記事では、僕が生まれて初めて一人で海外生活を送った場所である、フィリピン・イロイロ市の魅力について紹介していきます。

フィリピンと聞くと『セブ留学』と真っ先に思い浮かべる人が多いですが、実は『フィリピンのイロイロ留学』には、まだまだ日本人には知られていない魅力がたくさんあります!!

是非ともこの記事を読んでいただいた方に、フィリピン・イロイロ市の魅力を知ってもらい、『日本人で溢れるセブでは無く、イロイロ市に行くぞ!』という方が少しでも増えてくれれば幸いです。

それではいってみましょう!

『フィリピン・イロイロ市の魅力5選』!!

大都市に比べて安全

海外に行くときに避けては通れないのが「現地の治安事情」。

旅行であっても、留学であっても、やはり治安の悪いところはできるだけ避けて、安全に良い思い出を作りたいものですよね?

近年格安で英語留学ができる地としてフィリピン留学がとてもブームですが、皆フィリピン留学と聞くと口を揃えて思い浮かべる地が「セブ島」、またはフィリピンの首都である「マニラ」です。

しかし、格安英語留学でかなり有名になったフィリピン留学ですが、その反面、フィリピンの治安について懸念する声も多く挙げられます。

実際に僕もフィリピンへの留学を計画している際に、「フィリピンは危ないぞ!」「良い腕時計をしていると腕ごと持っていかれるぞ!」「良い服は持っていかない方がいい!」などと、かなり周りから脅されるかのような忠告を受けたのをよく覚えています。

実際に現地へ行ってみて、現地のフィリピン人もマニラは特に治安が良くないと口を揃えて言っていましたし、セブ島も夜間の移動の時はタクシーを使うこと、また行ってはいけないエリア、スリの多発などネガティブな治安情報を多々聞きました。

しかし、僕がここで推したいフィリピン・イロイロ市の魅力が「治安の良さ」です!!

フィリピンのイロイロ市は、マニラやセブ島と比べると超規模の都市となり、まだまだ留学や観光先としての知名度も低いですが、その観光地化し過ぎていない最大のメリットが治安の良さなのです!

観光地化が進み経済が上向きになるのは良いことですが、その反面格差も大きくなっていき、仕事からあぶれた人たちは外国人から貴重品を盗んだり、騙したりしてお金を奪ったりと、どうしても治安が不安定になっていくものです。

僕は実際にセブ島にも2週間ほど滞在したのですが、やはり観光地化と経済発展が進んだセブ島にはホームレスや物乞の人々が多く、常に周りを警戒しながら行動するのが鉄則でした。

どれだけ気を張って行動していても、財布を盗まれた、携帯を盗まれた、などスリに合った日本人の話は日常茶飯事でした。

しかし、セブ島とは一転して、イロイロ市での生活でスリにあったという日本人は聞いたことがなく、そもそも町を歩いた時の雰囲気の差は本当に違います。

イロイロの町を歩いても、ほとんど物乞いの人を見かけることはありませんでした。

フィリピンはやはり裕福とは言えない国なので、イロイロ市に住む大多数の人々は決して裕福な暮らしをしているわけではありません。

しかし、自分たちの生活に幸福感を持っている人が多く、貪欲な人が少ないので、皆マイペースな暮らしを過ごしています。

 

人が本当に優しい

上記で紹介した治安の良さに関連することでもあるのですが、治安がよく、セブ島などと比べると田舎感が残る町なだけあり、イロイロ市に住むフィリピン人たちは本当に優しい人たちで溢れています。

これは日本や他の国でも同じことが言えるかと思いますが、東京や大阪の大都市と比べると、都会から離れた田舎に住む人たちは優しく気さくな人たちが多いですよね?

田舎に住む人たちは、どこか心にゆとりがあり、人と人との関わりをもっと大事にするような温かさが感じられます。

個人的にそれはフィリピンでも同じで、セブ島に住む人たちよりも、もっと田舎町であるイロイロ市に住む人たちの方がいつもマイペースで心にゆとりがあり、優しい人たちばかりです。

 

日本人だとチヤホヤされる

海外では、日本人というブランドはとても印象が良いですが、フィリピンでの好感度は特にすごいです!

田舎の人であっても日本という国がどこかは皆知っていますし、多くのフィリピン人たちは日本のアニメを見て育ってきています。

王道所のドランゴンボールやナルト、ブリーチなど、そういったアニメの影響がとても強いです。

近年では決して裕福ではないフィリピン人たちもスマートフォンは持っている時代なので、メディアを通して多くの日本の情報が入ってきますし、後はやはり、日本は経済的に豊かという理由もあり好印象を持つフィリピン人がいるのも事実です。

セブ島だと既に日本人があちらこちにいて珍しがられることは少ないですが、外国人が少ないイロイロ市では日本人だととても珍しがられ、好印象を持って近づいてくれる人たちが多いです。

観光や留学に行ってチヤホヤされることが必ず必要ではあると言いませんが、日本人であるというだけで勝手に多くの現地人の友達ができるのは、イロイロ留学だからこそ得られる大きなアドバンテージだと僕は思います。

これは個人差がありますが、言語や文化の全く違う地で新しい友達を作るというのは、決して簡単だと感じない人が多いのは事実なので、自分から行動を起こす前に相手から近づいて友達になろうとしてきてくれるのはとてもありがたいことです。

 

日本の忙しい環境を完全に忘れさせてくれる『カルチャーショック』

僕の感じる東南アジアの魅力というのは、日本とは180度違った環境の中で感じることのできるカルチャーショックだと思っています。

フィリピンへ渡航する前、日本で重苦しさを感じ、ストレスのある日々を送っていた僕の日常は、フィリピンに降り立った1日目から完全にどこかへいってしまいました。

というのも、日本とは見るもの、感じるもの、食べるもの、話す言語、全てが違う異世界の地なので、とにかく1日目から僕は現地で生活することに必死でした。

この必死さは、日本社会で毎日必死に働くものは全く違い、新しいものを発見しながら、人と関わる時間を大切にするという本当に当たり前のようなことで、でも日本に生きる中では体験することのできない真新しい、まさに『カルチャーショック』という体験でした。

そんなカルチャーショックをビンビンに感じる毎日の中で、ストレスが充満した日本での生活を思い出すことはほとんどなく、毎日たくさんの新しいことを発見して学ぶ、そんな生活は本当に素晴らしいものです。

 

【最後に】生きるとは何か?を実感することができる『フィリピンのイロイロ留学』

少し大袈裟に聞こえるかもしれませんが、フィリピンのイロイロ市で、僕は「生きるとは何か?」を考えさせられました。

例えば、上記の写真に見える乗り物は「ジプニー」と言い、日本で言うバスのような公共の移動手段で現地の人々は毎日のように通勤、通学などに利用しますが、人がジプニーの上、また後方のしがみつくようにして乗っていますよね?

そもそもジプニー自体には窓もドアもありません。

そんな乗り物の中が満席の時などは、このようにしがみつける所にしがみついて乗車することができます。

また、僕は洗濯物を井戸の水で手洗いでしていましたし、ある期間はお風呂も井戸水で浴びていました。

料理をする際も、日本ではスーパーで既にカットされた肉や魚を買うことが普通ですが、フィリピンでは行きたチキン、豚、魚を血抜きするところからはじめることも普通です。

セブ島で留学をした場合、最近では学生寮がとても充実してきていて、このような原始的で非日常的な体験ができることはかなり稀でしょうが、田舎町のイロイロ市に留学すると体験することができます。

東京で育ってきた僕には、バスの中からはみ出て乗車することや、洗濯を井戸水で手洗いすること、生きた豚を殺して食べることなどを通して「生きることは何か?」ということを改めて考えなおすことができ、僕にとってはそれがかけがいの無い貴重なフィリピンの留学体験となりました。

都会暮らしをしながら英語を勉強したいという方は、きっとセブ島やマニラに留学されることが良いかと思いますが、もしも治安の良く、心優しい人々に囲まれ、溢れるようなカルチャーショックに触れたいという方は、僕はフィリピンのイロイロ留学を強く推奨します。

最後まで読んでくださった方、どうもありがとうございます。

この記事をきっかけにイロイロ留学を選ぶ方が増えてくれると幸いです。

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