みなさんインドを旅行したことはありますか?
「インド」という国を聞くと、ガンジス川やタージマハル、カレー、、、
他にはどのようなことを思い浮かべる事ができるでしょうか。
インドは、「インドが好きな人」と「インドが嫌いな人」のどちらかにはっきり分かれるとも言われている国です。
自分がインドを好きになるか嫌いになるかは、実際に現地に足を運ばなければわかりません。
私自身はインドが大好きで、2度訪れました!
今回は、私が実際にインドを訪れて感じたインドの特徴をたっぷりとご紹介していきます。
Contents
人懐っこい人が多い
世界には「3大うざい国」とバックパッカーに言われてしまうような国がありますが、その「うざい」という理由はびっくりするほどの人懐っこさゆえ。
実はインドはその「3大うざい国」の1つなのです。
(ちなみに残りの2つはモロッコとエチオピアと言われています。)
そのようにうざいと言われてしまうほど、インドの人は人懐っこい人が本当に多いです。
どのくらい人懐っこいかと言いますと、4時間ほどガンジス川周辺を歩いて散歩をしていたのですが、その4時間丸々一人になることがありませんでした。
他にもただ移動しているだけの時間や電車の中や、買い物中。
いつでも周りにいるインド人が話しかけてくれるほど、人懐っこい人が本当に多いです!
観光地は日本語が達者な人が多い
インドの観光地と言えば首都であるデリー、ガンジス川があるバラナシ、タージマハルがあるアーグラ、マザーテレサで有名なコルカタなどたくさんありますが、観光地にいるインド人は日本語が達者な人が本当に多いです。
特に日本語が上手い人が本当に多いと感じた場所はガンジス川があるバラナシです。
本当にペラペラな日本語で話しかけてくるのでつい気になって仲良くなってしまいます。
ですが、良い人もいれば上手な日本語を使って騙し、ぼったくろうとする人もいますので、常に警戒心は持つようにしていた方がいいです。
観光ツアーを申し込む会社にいるインド人やホテルやゲストハウスの勧誘をしてくるインド人も日本語が上手な人が多いのですが、信頼できる会社かどうかを調べてからその人にツアーを任せることを決める、もしくは宿を予約するようにした方がいいでしょう。
私はその人が信頼できる会社かどうかはネットの情報を調べるか、同じようなバックパッカーから情報を得るようにして判断していました。
どうしても心配してしまう人は、高くはなりますが日本からエージェントを使って申し込むのも一つの方法です。
インド人は商売上手
インド人は商売上手な人が多いです。
全然そんなつもりなかったのに!ということでもお金を請求されることがあります。
せっかく旅行しに来たのに、嫌な気持ちになってしまうのは悲しいことです。
そのような嫌な気持ちになることやトラブルを避けるためには、常に自分が納得するまで相手と交渉する、ということを心がけるようにしてみてください。
ちなみにこの写真は私が撮影したのですが、お金ちょうだいと言われました!
私は自分の記念にもなったので、本当に少しだけお金を払いましたが、このように日本ではないようなこともたくさん経験する国がインドです。
トラブルや予測不可能なことも楽しめる人にとっては、きっとそのような出来事も思い出の一つになり、どんどんインドにはまっていくと思います!
私はインド人との交渉ごとが結構楽しかったです!
お互いに嫌な気持ちにならずに交渉するコツは、相手のペースに巻き込まれるのではなく、自分のペースに巻き込んでしまうことです。
タクシーに乗ろうとすると10人くらいのタクシー運転手さんが俺の車に乗れ!と囲まれたりしましたが、そんな時も落ち着いて、あなたはいくらで乗せてくれるの?と堂々と一人ずつ話を聞いて自分のペースに巻き込んだ結果、納得する値段でタクシーに乗れました。
インドでは強気でいきましょう!
世界遺産の宝庫
インドは世界遺産の宝庫です。
その数はなんと38個。
世界遺産の数ランキングでは、インドは第6位となっています。
アジアでは2番目に多いのですよ。
有名な世界遺産は、
・タージ・マハル
実はこれはムガール帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンの愛した妃のお墓です。
・ブッダガヤの大菩提寺(だいぼだいじ)
6年間以上瞑想を続けた釈迦が悟りを開いた場所と言われています。
・フマユーン廟
ムガル帝国第2代皇帝であるフマユーンの霊廟です。
ピンクタージ・マハルとも言われています。
他にもたくさんの世界遺産があるので、旅行していると見にいきたくなる魅力的な場所がたくさんあり、旅行するところには困らないでしょう。
私も旅行をたくさんする中で、訪れて最も感動した世界遺産がインドのタージ・マハルでした。
ぜひインドを訪れた人はインドの世界遺産をいくつか巡って欲しいです!
とにかく旅をすることが楽しい・飽きることがない
インドは実は世界で7位の国土面積を持つ大きな国です。
インドは都市を移動するごとに全く違う雰囲気の街を旅行することができます。
ですから、とにかく飽きることがないです!
街を歩いていても、日本には無いものばかりです。
歩いているだけでずっと楽しめます。
そして、トラブルや話しかけてくるインド人も旅をより楽しくさせてくれますよ。
また、インドは大きく分けると南インドと北インドに分かれるのですが、食べ物がかなり南と北で違います。
具体的にはカレーと主食の違いです。
北インドのカレーは、ガラムマサラというミックススパイスを使うことが大きな特徴です。
牛乳や生クリーム、バターなどをたっぷりと使った、まったりとしたカレーになっています。
カレーと一緒に食べるのは私たちもインドカレー屋さんでよく目にするナンや、もう少し薄いチャパティという薄焼きパンです。
南インドのカレーはココナッツミルクやタマリンドという酸味のあるフルーツを使うことが大きな特徴です。
また、北インドのカレーがこってりとしているのに対して、南インドのカレーは水分が多くシャバシャナとしています。
スープカレーが基本的なスタイルです。
スパイスはレッドペッパーやマスタードなど辛味のあるスパイスをよく使うので、辛味が効いていますよ。
そして、南インドの主食はお米なので、カレーとお米を一緒に食べます。
このようにインドは都市ごとに違う雰囲気をいくつも体験でき、また南インドと北インドでは食べ物が異なり、食文化の違いも感じることができるため、飽きることなくついつい長期滞在してしまう国です。
お祭りがたくさんある!
インドに住んでいる人の宗教の割合はこのような感じです。
ヒンドゥー教 :79.8%
イスラム教 :14.2%
キリスト教 :2.3%
シク教 :1.7%
仏教 :0.7%
ジャイナ教 :0.4%
このように様々な宗教があるため、その宗教に合わせたお祭りがたくさんあります。
実際にインドを旅行していた時でも、「今日は学業の神様のお祭りの日なんだよ!」とインド人の女の子が声をかけてきてくれるということがありました。
その中でもインドで最も有名と言えるお祭りは、この写真の「ホーリー祭り」です。
毎年2-3月ごろに行われます。
このお祭りではカラフルな粉を相手につけてお祝いするお祭りです。
元々は、豊作祈願のお祭りだったのですが、神話やそれぞれの地方の習慣が混じり変化して、今は春を迎えるお祭りとして開催されています。
容赦無く色水や粉をかけられまくるお祭りですので、旅行者や女性は少し気をつけるべきことがありますが、インドでは欠かせない大切なお祭りです。
まとめ
今回はインドの特徴についてご紹介しました!
全て私がインドらしいなと現地に行って感じたことです。
他の国では起こらないことや、びっくりするくらいの人懐っこさに驚くことがたくさんあるかもしれませんが、それらはインドらしさだと感じます。
インドに行くことはハードルが少し高く感じてしまうかもしれませんが、十分旅行することができる国です。
ぜひ訪れてみてください。

高校生の時にオーストラリアへ留学、洋楽にはまったことをきっかけに大学生になったら世界中を旅すると決め、アジア、中東、アフリカを中心に19カ国を大学5年間かけてバックパッカーで旅をする。日本中もヒッチハイクで旅をしていました。
途中フィリピン留学、台湾留学を経験。多くの人が旅をするきっかけを作りたいですし、今でも私自身旅が大好き。これからも、色々な国を旅したいです。