インドに旅行行く!となると、不安に思うことも多いですよね。
私は女一人でインド旅行に行ったので、行く前は両親や友達にたくさん心配されました。
実際にトラブルが全くなかった、というわけではありませんが、大きなトラブルは特になくインド旅行することができました。
トラブルに遭うことをゼロにすることは難しいですが、トラブルに遭う確率を下げることはできます。
特にインドは典型的なトラブルや詐欺、騙され方が多いですので、ぜひこの記事を参考にして事前にトラブルに遭う確率を下げるのに役立ててほしいです。
では、今回はインドで絶対に気をつけてほしいことを5つ、説明していきます!
スリ
インドではスリが多発しています。
常にスマホや財布には気をつけるようにしましょう。
特に高級なものを持っていると思われるとスリの対象になりやすくなりますので、出来るだけブランド物は身につけないようにし、スマホもポケットに入れておくなどは絶対しないようにしてください。
バッグが身体の前方に来るように、腰に巻く小さなベルトバッグを持っておくことがおすすめで、私は常にベルトバックに入る最小限必要なものを入れて出歩くようにしていました。
財布は2つに分けることをおすすめします。
私は2つのうち1つを普段使う用。
小さなお財布で大きな額のお金は入れないようにし、お金をあまり見せないようにすることでぼったくりを防いでいました。
また大きすぎるお金だと、ローカルなお店などではお釣りがないと言われることもあります。
もう1つは他のお金を入れておく用で、持ち歩くことはなく、バックに鍵をかけて入れていました。
このお財布にはクレジットカードや大きなお札を入れるようにし、宿代やツアー代などを払うときにのみ、ここからお金を出していました。
お札を2つに分けていた理由は1つを盗られても大丈夫なように、というのも理由です。
万が一普段使う用のお財布を盗られても一文無しになるという心配はなくなります。
ホテルに置いておくカバンも出来るだけ鍵をかけるようにし、できる対策は全てしておくことをお勧めします!
スマホを机の上に出しっぱなしで放置!なんていうのも絶対にダメですよ。
ゲストハウスであれば、同じ部屋に泊まっている人に物を盗られる可能性がありますし、スタッフが悪い宿では合鍵を使って部屋に入り物を盗られたという人もいます。
睡眠薬強盗
インドでは睡眠薬強盗というのがあります。
話しかけてくれて仲良くなったインド人に誘われてお茶をしていたら、その中に睡眠薬が入っていてお財布やスマホ全部取られてしまった!などという強盗のことです。
これは結構有名な事件で、被害に遭っている日本人もたくさんいます。
私は仲良くなったインド人で、お茶に誘われても絶対についていかないというルールをインド滞在中自分の中で作って守っていました。
そして、自分が買ったものではない飲み物をインド人からもらっても断るようにし、とにかく睡眠薬強盗に遭わないよう気をつけていました。
そもそも睡眠薬強盗というものがあることを知らないで旅行してしまう人もいると思うので、事前にどのようにして睡眠薬強盗に遭ってしまうのかということを調べておくことはとても大切です。
結婚式詐欺
結婚式詐欺も本当によく日本人が巻き込まれている事件です。
この事件に巻き込まれてしまうと多額のお金を支払わされることになります。
中には230万も支払わされたという人も、、、
結婚式詐欺に遭わないために、具体的にどのようにして起こるのか、どうやって気をつけるべきなのかを紹介していきますね。
結婚式詐欺は集団で行われる詐欺です。
まず、大体が田舎で開かれる親戚や自分の家族の結婚式に誘われます。
そこに誘われるがままついていくと、実際に結婚式が行われており、とても歓迎され、楽しい時間を過ごします。
ですが、その中の参加者がマリファナを吸い出します。
そこへ警察官がやってきて、自分もマリファナを吸っていたのではないか、という容疑をかけられ、そこで吸っていないと言っても聞いてくれません。
そして今回見逃す代わりに、賄賂を渡すことと、すぐに出国し日本に帰ることが要求されます。
この賄賂でお金を支払わされるのですが、そんな大金どうやって被害に遭った人は支払わされたのか?と疑問に思いますよね。
実はクレジットカードのキャッシングを使って支払わされます。
大体が持っているクレジットカード全ての限度額を使って支払わされ、中にはクレジット機能を使って物を買わされる人も。
この詐欺は結婚式に誘った人も、結婚式に出席している人も、警察官も全員が詐欺の仕掛け人です。
こんなことある?と思うかもしれませんが、私も周りに実際に被害に遭った人や、被害に遭ったから気をつけて、とインドで忠告されたこともあり、インドでは有名な詐欺です
これを防ぐには、実際にこのような詐欺があることを知っておくことと、インドでの結婚式に誘われたら疑う、知らない人にはついていかないということを徹底することが大切です。
本当に多くの人が被害に遭っているので、気をつけてくださいね。
食べ物と水には気を使うこと!
インドに行けば洗礼を受けるなんて言われますが、インドの洗礼とはどういうことかというと、お腹を壊すことです。
インドはやはり日本ほど衛生面がしっかりしているわけではないので、ローカルな食べ物を食べていると、お腹を壊すことがあります。
私はローカルなごはんも、レストランのごはんも食べていましたが、レストランのごはんでお腹を壊すということがあったので、高級なものを食べていれば壊さないということでもなさそうです。
私は2回インドに行って、どちらもお腹を壊してしまったのですが、2回目の方が症状は軽くて済みました。
その時に気をつけていたことは、
・体調的にしんどいときは無理をしないこと
・体調を崩して食欲がない時はフレッシュなフルーツを食べること
・ビスケットなどを日本から持っていくこと
・日本から腹痛用の薬を持参しておくこと
です。
出来るだけ無理をしないようにしましょう。
そして、水も水道水を飲むことは絶対におすすめしません。
常にペットボトルの水を買うようにしましょう。
時々空いたペットボトルに水道水を入れて販売しているところもあるので、キャップがしっかりと閉まっている新品のものか確認してくださいね。
リキシャやタクシーに乗る際はぼったくりに気をつけて
インドで移動手段としてローカルな交通手段、リキシャやタクシーを使うことがあると思います。
私は出来るだけタクシーには乗らず、リキシャを使うようにしていました。
タクシーでは、高額なぼったくりに遭ってしまうことがあったり、どこかに連れていかれてしまうという危険もゼロではないからです。
その反対にリキシャはインド人に馴染みのある交通手段で、最初に行き先と料金を交渉して決めます。
よく見る車型のオートリキシャでは地域によっても値段は異なりますが、1km20ルピー、30円ほどが相場です。
事前に場所と値段が分かっているため、トラブルになることはあまりありませんでした。
リキシャでぼったくりに遇う時は、最初の交渉で高すぎる金額で交渉成立させてしまう時です。
交渉は面倒に感じますが、ぼったくりに遭わないためにも適正な値段がどのくらいかを事前に調べておき、自分が納得する値段で乗るようにしてください。
他の交通手段であるバスや電車はあまりぼったくりに合うことはないですが、お釣りが出ないことがあるので、出来るだけ細かいお金を持ち歩くようにすることがおすすめです。
まとめ
今回は、インドに行く際に気をつけてほしいことを5つご紹介しました。
詐欺やスリ、ぼったくりなどはやはり起こっている国なので、心配してしまうかもしれませんが、今回紹介したような大きなトラブルは事前に知っておけば避けられるものです。
私はスリや結婚式詐欺、睡眠薬強盗などには遭わなかったですし、これらのトラブルに遭わずに旅行している人もたくさんいます。
自分がどれだけ事前に起こりそうなトラブルについて知っているかで、実際に旅行する際のリスクを下げられますよ。
楽しい時間を過ごすためにも、事前にトラブルについては入念に知識を持っておくことをおすすめします!

高校生の時にオーストラリアへ留学、洋楽にはまったことをきっかけに大学生になったら世界中を旅すると決め、アジア、中東、アフリカを中心に19カ国を大学5年間かけてバックパッカーで旅をする。日本中もヒッチハイクで旅をしていました。
途中フィリピン留学、台湾留学を経験。多くの人が旅をするきっかけを作りたいですし、今でも私自身旅が大好き。これからも、色々な国を旅したいです。