途上国のカンボジアで住むってどんなイメージなんだろう?
ぼろぼろの家ばかりなのかな?
どうやって家を見つけるのかな?
など、たくさんの疑問を持つ人は多いだろうし、私もその1人でした。
ボロボロで虫がたくさん出るアパートが普通だと思っていました。
この記事がカンボジアに移住する予定がある方、カンボジアに住むことに興味がある方に役に立てればと思います。
ここでの情報は首都のプノンペンメインになりますので、地方となるとまた少し違ってきます。
賃貸アパート利用が一般的
カンボジアに住む外国人は、基本的に賃貸のアパートに住む人が多いです。
カンボジア人たちは1つの部屋に数人シェアして住む人が多いそうですが、外国人向けのシェアハウスはあまり聞いたことがないうえに、カンボジア人たちと一緒にシェアするという人も聞いたことがありません。
また、基本的にホームステイ制度も整っていません。
仲が良い友達などがいる場合は、ホームステイを頼むことができると思いますが、それ以外で個人でホームステイを申し込むことは基本的には難しいです。
NGO団体などを通してならばホームステイをすることができるかもしれませんが、決して長期滞在者向けではありません。
アパート選びで重視すべき条件
値段と住む場所によって、値段や部屋の綺麗さ、設備などがかなり変わってきますので、自分の条件に合った住みどころを見つけることが大切になってきます。
下記は、カンボジアでのアパート選びに際して重視すべきポイントのリストとなりますので、お役に立てれば幸いです。
- 定期的に虫駆除を行っているか?
- シャワーは水のみか?お湯は出るか?
- エアコン付きか?(エアコンが必要な方。)
- 水道代は固定か?
- 洗濯機はあるか?
- 家具付きか?
- 窓はあるか?(窓がないアパートメントも結構多いです。)
- 警備はどうなっているか?(値段によっては24時間ではないところもあります。)
- ゴミ捨ては別料がかかるか?(アパートによってごみを捨てるのにお金がかかるところがあります。)
- WiFiがあるかどうか?スピードはどのぐらいか?
- 部屋の隅や天井をちゃんとチェック(蜘蛛の巣で汚いところもしばしば。。。)
- 何階の部屋か?(G階(日本でいうと1階)だとアリなどが集まりやすい傾向にあります。上に上がれば上がるほどアリなどの虫が入りにくくなります。)
- エレベーターがあるか?
- オーナーは英語を話すか?(クメール語ができない方は要チェック)
- 契約書を作ってくれるか?(何かトラブルが起こったときに必要!絶対にあった方が安全!!)
たくさんありますが、これらは本当にチェックするべきです!!!
私が住んでいるアパートは、プノンペンの少し郊外のところにあり、カンボジア人たちがたくさん住んでいるエリアです。
私は虫が大嫌いで虫が出てこないところ、つまり虫駆除をちゃんとしているところを1番に探していました。
また、窓があるところと洗濯機があるところもポイントでした。
200ドルのアパートメントですが、値段にしてはとてもきれいな部屋でヤモリすら全く入ってきません。
ヤモリはゴキブリがいるところに出てくると言われていて、私の部屋でゴキブリを1回も見たことがないのでそれも関係していると思います。
エレベーターはなく、警備は20時まででそれ以降は南京鍵南条鍵で2重にロックされているところに住んでいます。
部屋の綺麗さと虫のことが私にとっては1番大切なことだったので、シャワーのことはまったく気にしてなくて、入居後、そのアパートは水シャワーのみだということを知りました。
しかし、カンボジア人たちは水シャワーが当たり前でこれは異文化経験と思って生活しています。
カンボジアは1年中暑いので水シャワーでも問題ありません。
ただ、水シャワーに慣れるまでは風邪をひくかもしれません。笑(私がそうでした。)
また、私のアパートのオーナーさんは英語が話せるので、クメール語が話せない私でもコミュニケーションに関して問題がありません。
いつも優しくしてもらっていて、色んな食べ物のおすそ分けもしてくれ、とても温かい家族みんなで経営しているアパートです。
アパートの周りは市場で、買い物もしやすく、近くにおいしいローカル食堂や屋台もあるので便利性もよく、街全体がアットホームな雰囲気なのでとても気に入っています。
プノンペンの少し郊外にある200ドルのワンルームのアパートは、こういうぐらいのクオリティになります。
社会人などお金に余裕がある方にはマンションがおすすめ
私はまだ大学生なのでこういう選択をしましたが、カンボジアで就職されている方や家族で住んでいる方は、プノンペンの都市部にあるジムやプール付きのタワーマンションに住んでいることが多いです。
ジムやプール付きと聞くととても高いイメージがありますが、カンボジアでは500ドル~で住めちゃいます!
日本ではめったにできない贅沢な経験ができます。
お金に余裕があり、贅沢な生活をしたい方はおすすめです!!
私もいつかカンボジアで就職して家族ができたときは、プールとジム付きのタワーマンションに住みたいです!
賃貸探しのおすすめの方法
アパートメントを見つけるのにおすすめなサイトやアプリは、「Facebook」と「Khmer24」です。
たくさんのアパートメントの情報が載っていて、メッセージを送れば簡単に内見することができます。
基本的に英語が話せる不動産屋さんが多いイメージです。
写真と実物だと綺麗さが全く違ったりするので、絶対に数か所を内見してからアパートを決めることを強くおすすめします。
立地条件
プノンペンの都市部、リバーサイドやBBK1-3、ロシアンマーケットの近くにはたくさんの外国人たちが集まっているので、初めてカンボジアに住む方におすすめなロケーションです!
BBKにはイオンもあるので、簡単に日系のものを手に入れることができます!
イオンで売られているものは、基本的に衛生面が安全なので、そういう面で心配な方にもおすすめです。
また、BBKにはたくさんの日本人たちが住んでいるので何かあったときに助け合うことができます。
都市部から少し離れた、Tuol Kourやkhan mean cheyのほうに行くと、カンボジア人たちがたくさん住んでいるバリバリローカルの街になります。
カンボジア初心者にとっては戸惑うこともあるかもしれませんが、カンボジアにどっぷりとつかりたい方はおすすめのエリアです。
ローカル市場がたくさんあるので、そこで買い物すればイオンよりも安く野菜や肉を手に入れることができます。
ハエがたくさん飛んでいて衛生的に100%良いとは言い切れませんが、たくさんのカンボジアに住んでいる外国人たちがローカル市場で野菜を買っています。
私もそうですし、ローカル市場で買った野菜や肉、果物でお腹を壊したことはありません。
なので、ハエに対する抵抗がなくなればきっと大丈夫!!!
また、カンボジア人たちはとても人懐っこいので、同じところに通うとすぐ顔を覚えてくれ、市場や食堂に通うことが楽しみになります。
そんなカンボジア人たちの温かさを感じることができるのがローカル街に住む醍醐味だと私は思います。
しかし、外国人だからといって値段を高くされたり盗難に遭ったりするケースもあるので注意も必要です!
しかしこれはローカル街だからではなく、先ほど挙げた外国人がたくさん住んでいるリバーサイドやBKKのエリアでも要注意です。
寝る前には、ドアと窓のロックの確認をちゃんとするように心がけてください!
寝ている間にスマートフォンや財布を盗まれたという話を聞いたことがありますが、幸い私はまだそういった危険な状況にはあったことがありません。
常に警戒感を!!!
最後に
いかがでしたでしょうか?
500ドルでジムやプール付きのタワーマンションに住めちゃうカンボジア。
実は、途上国だからといって必ずしもボロボロな家に住まなくてはいけないというわけでもないのです!
カンボジアに住むときにぜひこの情報が参考になれば幸いです!
