今回の記事では、カンボジアの首都プノンペンに住むときの1か月間にかかる生活費についてお話していきます!
シェムリアップなど、カンボジアでも住む地域によって物価は大きく変わり、それに合わせて月々の生活費も変わっていきます。
ここでは、プノンペンに住む場合の話ということを頭に入れて読んでいただけると嬉しいです。
家賃・光熱費
東南アジアに位置するカンボジアは、日本よりは物価が安く、アパートの家賃もとても安いです。
月5万円辺りからで、ジムとプール付きのコンドミニアムに住めます。
私が今暮らしているところは月200ドルの家で、ワンルームですがとてもきれいな家です。(水シャワーのみです)
契約書を書いてくれるアパートもあれば、無いアパートもありますので、何かトラブルが起こったときのためにも、契約書を書いてくれるアパートメントを借りることを強くお勧めします!
また、家賃は基本的にキャッシュで月末支払いです。
しかし、要注意なのは電気代!
カンボジアは電気が足りておらず、ベトナムやタイなどの隣の国からの輸入に頼っています。
なので、電気代は正直日本とあまり変わらない金額となり、エアコンの使い過ぎには注意!!
私は夜寝るときしか使っていませんが、それでも5000円以上はします。
カンボジアは暑いのでエアコンを使ってしまいたくなる気持ちも高まりますが、ここは慎重になって扇風機とエアコンを使い分けることをおすすめします。
その代わり、水道代はとても安く、いくら使っても500円もしないことが多いです。
多くのアパートが水道代は固定で5ドルとしているところも多いぐらいです。
私のところは、WiFiを5ドルで契約もできて、スピードもまあまあ速くて満足です。
プノンペンでの光熱費を含めた1ヶ月の家賃の合計は、その月の電気代にもよりますが、大体1か月300ドル以下ぐらいです。
食費
プノンペンで生活した際にかかる食費は、自炊するか、ストリートフードを食べるか、それともレストランで食べるかで大きく変わってきます。
一番安く済ませる方法は、ストリートフードを食べることですが、脂っこい料理が多く、お世辞にも健康的な料理とは言えません。
ただ、カンボジアのストリートフードは高くても2ドルでお腹いっぱいに食べることができるので、個人的には、ストリートフードと自炊を交えるのがおすすめです。
自炊と言っても材料を買う場所によって値段が大きく違ってきます。
自炊の場合、ローカルマーケットで野菜やお肉を買えば、1人前1-3ドルで済ませることができます。
しかし、イオンなどのスーパーマーケットで買うと材料費が高くなってしまいますので、ローカルマーケットで買うことがポイントです!
道路に野菜がドン!とおかれていて衛生的に心配される方も多いし、私も最初はそうでしたが、ローカルマーケットで買った物で未だにお腹を壊したことがありません。
卵は生もので怖いのでいつもスーパーマーケットで買います。
毎日Foodpandaなどのデリバリーサービスで日本食などをオーダーしたり、レストランで外食すると1食5ドル以上飛んでしまい、1か月間これを続けているととんでもない食費になってしまいます。
私は、朝ごはんはローカル食堂か自炊、昼ご飯はローカル食堂、夜ご飯は自炊と大体決めています。
その人のライフスタイルによって食費は大きく変わってきますが、私の場合、食費は1か月で50-80ドルぐらいです。
カンボジアで生活しているのに結構贅沢している方だと思っていますので、もっと食費を抑える方法を今模索中です。。。
交通費
カンボジアでは、日本のような気軽に乗れる電車やバスが走っていません。
ほかの州に行くときに使う長距離バスのみなので、日常生活では基本的にみんなバイクを使います。
カンボジアでバイクを運転するには、国際運転免許証と何かあったときのための保険(必須ではないが、、、)が必要になります。
さらに、プノンペンは交通量が多く、バイク事故もとても多く、私はここではバイクを運転していません。
どうやって移動するのか?
「Grab」を使ってトゥクトゥクを呼びます。
Grabは東南アジアの多くのところで使われており、値段交渉しなくてもGrabのアプリが距離に応じて値段を決めるので、ぼったくりなどもなく安全です。
距離で値段が決まりますが、プノンペン市内での移動であれば1回1-2ドルですが、これが積み重なるととても高くなる、、、私は毎日出かけているので1か月80ドル近くGrab代に使っています。
バイクに変えればガソリン代だけなのでずっと節約できますが、保険代と事故に遭う確率を考えるとどうしても踏み出せない、、、
携帯代
私は、カンボジアでSIMカードを買って、日本で既に解約済のSIMフリーのスマホに入れて使っています。
カンボジアのインターネット通信の会社は、大きく分かれて3つあって「Cellcard」と「Smart」と「Metfone」です。
どこの会社もそんなに値段が変わりません。
私は「Cellcard」を使っています。
カンボジアでは、プリペイド式が一般的で、1週間、もしくは1か月間単位でデータを買うことができます。
「Cellcard」は、1ドルで250ドル分のデータを買うことができ、有効期限は1週間で切れてしまいますが、カンボジアではFree WiFiが日本以上にたくさんあるので250ドル分のデータで十分だと思います
(カンボジアでは、データ量をGBではなく○○ドル分と言います。)
8ドル払えば2000ドル分のデータを買うことができ、これは1か月間有効です。
最初は8ドル払っていましたが、1ドル×4週間で十分と気づいてからは、毎週1ドル(月々4ドル)で250ドル分のデータを買っています。
実際は、アパートにも5ドルでWiFiを契約しているので、250ドル分全部使うことはほぼなく、半分使うか使わないか程度です、、、
もったいないけど仕方ない。
カンボジアでの携帯代は、1か月間4ドルで十分です!
アパートにWiFiがないなどの理由で9ドル以上使うようだったら、8ドルで2000ドル分の1か月間有効なデータを買うことをおすすめします。
そっちのほうがずっとお得!!!
その他(娯楽・外食)
必要最低限の費用はこのぐらいですが、私は毎週末カフェにストレス発散のために行って、お茶をしたりデリバリーを利用しています。
カフェに行くと、1杯1.5-3.5ドルかかります。
なのでカフェ代も意外とかかってきます。
また、友達とご飯に行ったりもするし、買い物もするので、これだけで1か月で30-50ドル使っています。
カンボジアでは贅沢な方です。
また、カンボジアの美容院ではカットとカラーが10ドル~30ドルでできます。
もっとローカルなお店に行けば5ドルでできますが、私にはそんな勇気がさすがにまだありません。
美容室の費用は、30ドルでも日本では考えられない金額で安いですよね!!!
しかし、日系の美容院に行くと日本とあまり変わらない金額になります。
海外生活は、日本と違うことだらけで慣れていない間、慣れてきてもやはりストレスがたまることが多いので、それぞれ自分に合ったストレス発散方法を見つけて、お金が少しかかるとしてもお財布と自分の精神状態をうまくコントロールして発散しまくることをおすすめします!
【最後に】1ヶ月の生活費の合計
私がカンボジア・プノンペンに住んでいてかかる1ヶ月の生活費は、500ドル前後です。
家賃300ドル、交通費80ドルぐらいで、食費を含めて自由に使えるお金は120ドルぐらい。
これよりももっと出費を抑えたいと思えば抑えることができますが、最終的には個人の求めるライフスタイルによって大きく変わってきます。
この記事があなたの将来のカンボジア移住orカンボジア長期旅行の参考になれば幸いです!
物価が安いカンボジア、ぜひ思いっきり楽しんでください!
