毎年目まぐるしいほど成長している東南アジアのカンボジア。
カンボジアと言えば世界遺産のアンコールワットがあるシェムリアップに注目されがちですが、首都のプノンペンやほかの都市にもたくさんの魅力的な観光地があります!
そこで本日は、カンボジアの首都『プノンペン』近郊のおすすめ観光地を9選紹介していきます。
Contents
トゥール・スレン虐殺博物館
トゥール・スレン虐殺博物館は、カンボジアの首都プノンペンにある、カンボジアの残酷な歴史を身をもって感じて知ることができる博物館。
カンボジアは、1970年後半の4年間、ポルポト政権によってたくさんの人が虐殺されました。
ポルポト政権時代の刑務所の1つであり、たくさんの人たちが罪もなく送還され激しい拷問と尋問を受けました。
当時の雰囲気や物がたくさん展示されており、当時の生々しい恐怖さの想像を広げることができるところです。
見学の途中で胸が苦しくなったり、精神的に辛くなってしまったりするところですが、数十年前カンボジアで本当に起こったこと、受け止めなければいけない歴史を感じれる貴重な体験となることは間違い無いです。
さらに、日本語音声ガイドを追加3ドルで受けることができ、とても質もよく詳しく解説されているのでご利用することをおすすめします。
<基本情報>
住所:St.113, Beoung Keng Kang III, Chamkarmorn, 12304 Phnom Penh
アクセス:プノンペン市内からトゥクトゥクを利用
営業時間:8:00-17:00
キリング・フィールド
キリング・フィールドは、トゥール・スレン虐殺博物館からトゥクトゥク・車で20分ぐらいのところにあり、トゥール・スレン虐殺博物館の次に訪れるがおすすめです。
ここは、ポルポト政権時代に処刑をするのに使われていた1つのところであり、処刑するときの叫び声が響き渡らないようにわざわざプノンペン郊外に作られました。
また、ここでは日本語音声ガイドを無料で借りることができるので、ここでも音声ガイドを利用して回るのが非常におすすめです。
処刑された人の骸骨が並んであったり、処刑された跡が残っていたりとても生々しかったですが、決して同じことをまた繰り返してはいけないということを強く思い知らされました。
<基本情報>
住所:Roluos Village, Sangkat Cheung Aek, Phnom Penh
アクセス:王宮(Royal Palace)から車で30分
営業時間:8:00-17:30
王宮・シルバーパゴダ
トンレサップ川沿いに建つ黄金色の宮殿の王宮と、その南側にある仏教寺院のシルバーパゴダ。
二つの建物は繋がっているので1つのチケットで入ることができます。
ここの王宮は、今でも戴冠式や王室行事が執り行なわれる公務の場となっています。
シルバーパゴダは名前通り、床に5000枚以上ものシルバーのタイルが張られており見る人を圧倒します。
また彫刻や絵画がとても美しく繊細なのでそこにも注目!!
周りにあるガーデンもとてもきれいで自然を楽しめるところでもあります。
<基本情報>
住所:Samdach Sothearos Blvd., Phnom Penh
アクセス:セントラルマーケットから車で5分
営業時間:8:00 〜 11:00 / 14:00 〜 17:00
メコン川
メコン川は、中国、ミャンマー・ラオス国境、タイ・ラオス国境、カンボジア、ベトナムを通る国際河川の1つです。
プノンペンのリバーサイドからは力強いメコン川が近くで見れ、たくさんの人たちがスポーツをしたり散歩をしたりして賑わっています。
リバーサイドにはバーやレストランがたくさんあり、メコン川の景色を楽しみながらご飯を食べたり、お酒を楽しんだりできるおすすめのスポットです。
また、いろいろな種類の遊楽船もあり船に乗って景色を楽しむこともできます。
夜はその船がピカピカとレインボー色に光ります(笑)
ちなみに、その船で隣国のベトナムのホーチミンにも行けちゃいます!
<基本情報>
住所:Sisowath Quay, Phnom Penh
アクセス:セントラルマーケットから車で4分
独立記念塔
独立記念塔は、カンボジアがフランスから独立した記念に作られた塔です。
夜はとても美しくライトアップされ、プノンペンのシンボル的な存在です。
また、独立記念塔の周辺は公園になっており、ランニングやウォーキングをしている人もいれば、のんびりとおしゃべりをしている人もいて、日中はたくさんの人々と屋台で賑わっています。
公園を歩き回るだけでプノンペンのローカルさを楽しめちゃう!
<基本情報>
住所:Blvd. Samdach Preah Sihanouk, Phnom Penh
アクセス:国立博物館 (National Musem)から車で5分
セントラルマーケット
セントラルマーケットは、プノンペン大規模のローカル市場です。
ドーム型の建物で、中央部から四方に回廊が伸びておりとても広く、食品から衣類、アクセサリーなども売られており、お土産を買う場所としても最適!
また、ローカルフードを楽しめるところもあるのでいろいろと食べ歩きもできるところですが、ただ食あたりには注意!!
生魚や半分しか焼けていない肉などの生ものは避けることが1番。
また、値段交渉で商品の値段が決まるので、どれだけ安く購入できるか値段交渉をするのも1つの醍醐味。
ここは、かなり匂いが癖強く、慣れるまでは時間がかかるかも。。。
ここら辺は混んでいるのでスリにはくれぐれも注意を!
<基本情報>
住所:Between streets 126 and 136, Phnom Penh
アクセス:リバーサイドから車で5分
営業時間:7:00-18:00
キリロム国立公園
キリロム国立公園は、プノンペン市内から西側に向かって車で2-3時間ぐらいのところにあるカンボジアで初めて国立公園と指定された公園です。
私は、カンボジア人の友人のバイクで4時間かけていったので腰が痛くなってしまいました。
カンボジアの避暑地として知られているほど緑豊かでカンボジアの大自然を思いっきり楽しめるところです!
日本でいうと軽井沢のようなところ!
また、公園内はとても広く、1日じゃ足りませんので1泊以上の滞在をおすすめします。
ピクニック、サイクリング、バーベキュー、川遊び、キャンプなどいろんなことが出来ちゃうところです。
また、ここには日系の「キリロム工科大学」という大学があることで、最近日本人の中ではキリロム国立公園が有名になりつつあります。
<基本情報>
アクセス:プノンペン市内から車で2-3時間
カニ市場
プノンペン市内から南側へバスで3-5時間ぐらいのところにあるカンボジアのビーチの1つである『ケップ』。
ビーチと自然とたくさんのカニで有名なところですが、実はまだ日本人にはあまり知られていないところ。
カニを注文すると、海女たちがその場でカニを獲り調理してくれる市場で、とても新鮮なカニをたったの2-3ドルで食べられます!
自分で獲りたいというとやらせてくれます。
私は怖かったのでできませんでしたが。。。
他にもエビやイカなど、いろんなシーフードが売られておりどれも新鮮です!
新鮮な状態で食べられるのはカンボジアでも珍しいところです。
<基本情報>
住所:Krong Kaeb
アクセス:プノンペン市内からバスで3-5時間
営業時間:9:00-22:00
Sothy's Pepper Farm(コショウ農園)
カニ市場からトゥクトゥクで30-40分にあるコショウ農園『Sothy's Pepper Farm』。
カンボジアではコショウがとても有名で、特にカンポットのコショウはとてもおいしいと言われており有機栽培がおこなわれています。
英語でのツアーとなりますが農園内を案内してくれ、コショウができるまですべて手作りで行われておりその過程を見学できます。
また、黒コショウ、白コショウ、赤コショウなどいろんな種類のコショウが置かれているショップで楽しんだり、コショウが使われたフードを楽しんだりすることもできます。
その農園に行く道のりは安定しておらず、デコボコになっていたり砂ふぶきにあったりしますが、カンボジアの田舎を楽しめる観光スポットです!
<基本情報>
住所:Phnom Voar/Natural Tourism Area Kep, Cambodia P.O. Box 9829
アクセス:カニ市場からトゥクトゥクで30-40分
営業時間:8:00-17:00
~お土産~『Sui-Joh』
『Sui-Joh』は、日本人がカンボジアでスタートした手作りのアパレルショップです。
カンボジアの伝統的な布を使われたポーチや服、バッグなどが売られています。
カンボジア人スタッフさんたちが1つずつ手作りで作られており、シンプルなデザインで子どもから大人まで使えるものばかりです。
また、オーダーメイドもできます。
クメール語が入ったポーチなどが売られておりお土産にも適しています。
オンラインショップで日本からもオーダーできますが、ぜひカンボジアに訪れたらこのお店に訪れて商品を作っている様子をぜひ見てみてください!
<基本情報>
住所:12, Phnom Penh
営業時間:09:00-18:00
ウェブサイト:http://suijoh.com/product/
最後に
いかがでしょうか?
世界遺産のアンコールワット以外にもたくさんの観光地があるカンボジア。
ぜひいつかカンボジアに訪れて、カンボジアの歴史やローカルさを味わっていただければ嬉しいです!
