エジプトに行く予定がある、またはこれから行ってみたい国だけど、実際にどんなところへ行けばいいの?と悩むことってありますよね。
ピラミッドやスフィンクスなどは分かりやすいのですぐに候補になると思うのですが、他にどこを巡ればいいのか分からない、という人も少なくないと思います。
今回の記事は、エジプトを観光してみたい人、ピラミッド以外に観光する場所が思いつかなくて予定が立てにくい人、いつかエジプトに行ってみたい人、に向けて、ぜひ行っていただきたいエジプトの観光地を6つご紹介します!
Contents
ギザ・ピラミッドとスフィンクス
ピラミッドとスフィンクスは、エジプトに訪れたなら絶対に外せない観光場所ですよね。
首都カイロから1時間ほどで行くことができ、多くの人が観光に訪れるので比較的行きやすい場所と言えます。
ただ、駅の前で待っている人や、ラクダ乗りの人、そしてお土産売り場の人たちは通常より高い値段を請求してくる、嘘をついてお金を騙し取ろうとする、などという人もいますので少し気をつけてください。
対策としては、どんな嘘がつかれるかを事前に調べておくことと、お土産屋さんでは相場を知っておくことが挙げられます。
私自身は被害に遭わなかった、被害に遭う前に避けることができたので、しっかりと調べた上で行けば観光を楽しむことができるでしょう。
また、一日人数限定でピラミッドの中に入れることをご存知ですか?
追加料金2340円ほどを払うと、クフ王のピラミッドの内部にも入ることができ、こちらも人気の観光スポットとなっています。
大きな荷物を持っていると誰かに預けなければいけなくなり、荷物を預けることも不安でしょうから、なるべく持っていく荷物はコンパクトなサイズのものに収めるようにしておくことがおすすめです。
スフィンクスに会うときは、皆さんスフィンクスにキスをする写真を撮ることが観光客の間で定番になっています。
ぜひ素敵な写真を撮ってきてくださいね!
<基本情報>
ピラミッドエリア入場料:160EGP(約1040円)
クフ王ピラミッド内部の入場料:360EGP(約2340円)
スフィンクスエリアの入場料:100EGP(約650円)
ツタンカーメンの黄金のマスクはエジプト考古学博物館
エジプトに来たらやっぱりツタンカーメンの黄金のマスクも外せないですよね!
ツタンカーメンの黄金のマスクは、エジプト考古学博物館で見ることができます。
エジプト博物館はとても広く、こちらも多くの観光客が訪れるスポットです。
エジプト考古学博物館では、20万超の収蔵品が収められている博物館で、エジプトの歴史を知らない人でも見ているだけで楽しむことができますよ。
昔から使われているアクセサリーや、ヒエログリフの文字などをまじかで見ることができます。
エジプト考古学博物館へ行くなら、ぜひ日本語のガイドブックを持った上でいくことをお勧めしたいなと行った後ですが感じていて、その理由として、説明してくれる人がいたら確実にもっと楽しめたと思うスポットだからです。
現地のガイドを雇うことも可能なので気になる人は頼んでみるといいでしょう。
英語でのガイドが基本になると思うので、その点だけお気をつけください。
<エジプト考古学博物館入場料>
9-17時:160EGP(約1040円)
17時半-21時:220EGP(約1430円)
ファラオのミイラはエジプト文明博物館
もう一つ、エジプトといえばミイラ!
実は、ファラオのミイラ達は元々エジプト考古学博物館に収められていたのですが、つい最近(2021年4月)にエジプト考古学博物館から約5キロ南側にあるエジプト文明博物館にお引越ししたのです。
このミイラの大移動はニュースにもなり、かなり盛大なパレードが行われ、その様子はYouTubeでも見ることができるので興味がある人は見てみてください。
その前まではエジプト考古学博物館に収められていたので、エジプト考古学博物館で古代エジプト王のミイラが見ることができる、と書いてある情報はどのミイラかによって収められている博物館が違いますので間違えないようにしてくださいね。
ミイラは22体引越しされました。
アブ・シンベル神殿を築いたラムセス2世や、ハトシェプト女王など王18体と女王4体がエジプト文明博物館に方に移動しています。
「エジプト考古学博物館」と「エジプト文明博物館」は名前が似ていて間違えやすいので、ミイラを見に行くときには行く場所に注意してくださいね。
世界一安くダイビングのライセンスが取れる『ダハブ』!
実は、エジプトは世界一ダイビングのライセンスが安く取れる国だということを知っていましたか?
カイロから南に進んだところにあるダハブはリゾート地、ダイビングスポットとして大変人気の場所で、多くの人がダイビングのライセンスを取りに、またはダイビングを楽しむために訪れるスポットです。
スキューバダイビングのライセンスは、日本で取ると約10万円するのですが、ダハブではなんと3万3千円ほどで取れてしまいます!
半額以下なので、破格ですね。
ここダハブは日本人も多く集まる場所ですので、英語や言語について不安な人も、一度ダハブに訪れると意外と簡単に日本人に出会うことができるかもしれません。
迫力満点!アブ・シンベル神殿
アブ・シンベル神殿も、エジプトに訪れたからには訪れてほしい観光スポットです。
アブシンベル神殿はエジプトの南部、スーダンとの国境近くにあるヌビア遺跡にあり、岩をくりぬいて作られたこの神殿は、なんと紀元前1250年頃に作られたものです。
神殿には砂岩に4体のラムセス二世の座像がくり抜かれています。
紀元前1250年と言われると、果てしなく昔の時代ですよね。
そんな歴史のあるものを見ることができるのも、エジプトならではの経験になるでしょう。
多くの人は、カイロからアブ・シンベル神殿に近い「アブ・シンベル空港」に飛行機でアクセスする人が多いです。
その空港からはアブ・シンベル神殿までの無料シャトルバスが運行されていますので、そちらに乗れば迷うことなく向かうことができます。
また、他の行き方としてはアスワンからのバスがありますが、旅慣れていない人は飛行機がおすすめかと思います。
エジプトの香水屋さん
エジプトでは香油の歴史がとても古く、紀元前3000-2000頃あたりから使われていました。
当時は香りを楽しむということだけでなく、日焼けから守るためにも香油が使われたと言われています。
エジプト人にとっては香油の存在はとても身近にあり、さらに土壌からオーガニックの品質の良い香油が売られていることでも有名です。
街中を歩いているとよく香水を染み込ませた紙を渡されます。
香油屋さんでは自分好みの香油を調合することができ、現地で色々な香りを嗅がせてもらって自分好みのカスタマイズした香油を購入することもできるので、ぜひ香油屋さんには訪れてほしいです。
また、香油を入れる瓶もたくさん可愛いものが売っていますよ。
私は50mLほどの香油を小さな瓶に入れてもらって購入しましたが、120円ほどでした!
香油にも質の悪い香油を売ってくるお店もあるので、事前にゲストハウスの人やガイドブックできちんとしたお店を調べてから訪れてみてください。
まとめ
今回はエジプトで訪れるべき観光スポットを6つご紹介させていただきました!
エジプトは歴史を感じられる世界遺産の他にもたくさん素敵な場所があります。
特にダハブは気に入る人が多く、たくさんの人が長期滞在をしている場所です。
長期滞在をしても物価が安いので、意外とお金がかからず観光できるのもエジプトの良いところだなと感じます。
皆さんもぜひ訪れてみてください!

高校生の時にオーストラリアへ留学、洋楽にはまったことをきっかけに大学生になったら世界中を旅すると決め、アジア、中東、アフリカを中心に19カ国を大学5年間かけてバックパッカーで旅をする。日本中もヒッチハイクで旅をしていました。
途中フィリピン留学、台湾留学を経験。多くの人が旅をするきっかけを作りたいですし、今でも私自身旅が大好き。これからも、色々な国を旅したいです。